191cmロッテドラフト8位・土居豪人投手、198cm西武育成2位・大窪士夢投手が仮契約

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今年のドラフト会議で長身投手として注目された、191cmの松山聖陵の土居豪人投手と、198cmの北海高校・大窪士夢投手がそれぞれ仮契約をした。

長身右腕

松山聖陵の土居豪人投手は、191cmの長身から149キロの速球を投げ、今年春のセンバツで甲子園でも登板し、147キロの速球を投げた。しかし6回途中まで11安打を許して4失点と悔しいマウンドとなった。

長身速球派として注目されたものの、その後も目立つ活躍は出来ず、ドラフト会議では8位指名となったが、この日契約金2000万円、年俸440万円で仮契約をし、「無事に契約することができてホッとしています。まずはトレーニングをしっかりと行い、プロで通用する身体を作っていきたいと思います。将来は子供たちから目標とされるような投手になりたいです」と話した。

松山聖稜の先輩・アドゥワ誠投手は2016年に広島カープにドラフト5位で指名されたが、196cmから151キロの速球を投げる投手だった。その先輩が今年、高校卒2年目にして、リリーフで欠かせない投手となる活躍を見せている。土居投手にとっても希望の星となる。

また、埼玉西武は育成ドラフト2位で指名した北海高校の大窪士夢投手と、支度金350万円、年俸280万円で契約に合意した。こちらは身長が198cmで、プロ野球では藤浪晋太郎投手の197cmを抜き、日本人選手の最長身となる。

球速は130キロ台だが、担当の水沢スカウトは「大きいだけではなく、器用さもあり、いろんな可能性を秘めている」と話す。アドゥワ投手のように上から投げ下ろしての沈む変化球を巧みに使える投手になれば楽しみな選手となる。

母も174cmと身長が高く、一人で育ててくれた母に、大きな風呂のある家をプレゼントすることが目標だという大窪投手、「足を伸ばして入れる大きさに。帰りが遅いので、体が休まるように寝具も。恩返しが、頑張れる理由です」と話した。母からもらった恵まれた身体と想いを胸に、まずは支配下登録を勝ち取ってほしい。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

土居投手は「今日はとても緊張しましたが、無事に契約することができてホッとしています。まずはトレーニングをしっかりと行い、プロで通用する身体を作っていきたいと思います。将来は子供たちから目標とされるような投手になりたいです」と話し、さらに「チョコレートが大好きでその中でも1番好きなお菓子はトッポです」と早くもPRに一役買っていた。

母・理恵子さんと交渉に臨んだ大窪は、家族への感謝の言葉も忘れなかった。福祉施設に勤める理恵子さんは、早い時は朝6時に出勤し、遅い時は夜10時過ぎに帰宅。女手一つで、大きく育ててくれた。自宅が岩見沢市のため、札幌市内に住む姉の莉叶(りと)さん(23)は「野球に専念できるように」と、自宅から学校まで通わせてくれた。「感謝の思いしかない」と大窪。家族の支えも借りながら、夢だったプロの世界までたどり着いた。

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