オリックスが新入団選手発表、選手の推定年俸・背番号と活躍の予想

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オリックスはドラフト会議で指名した13選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。

オリックス2019年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 宮城大弥 興南高 172/80 右右 8000 770 13
2 紅林弘太郎 駿河総合高 186/82 右右 6000 720 24
3 村西良太 近畿大 174/76 右左 5500 1000 22
4 前佑囲斗 津田学園 182/88 右右 4000 550 43
5 勝俣翔貴 国際武道大 178/84 右左 3000 800 0
育1 佐藤一磨 横浜隼人 189/88 左左 330 240 001
育2 谷岡颯太 武田高 176/82 右右 330 240 002
育3 中田惟斗 大阪桐蔭 181/90 右右 330 240 003
育4 平野大和 日章学園 177/78 右右 330 240 004
育5 鶴見凌也 常磐大高 174/75 右右 330 240 005
育6 大下誠一郎 白鴎大 171/89 右右 330 240 006
育7 佐藤優悟 仙台大 182/90 右右 330 240 007
育8 松山真之 BC・富山 174/76 右右 330 240 008

 新人選手の横顔

ドラフト1位・宮城大弥選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

150キロ近いストレートと大きなスライダー、そして抜群のスタミナがあり、U18でも西投手に次ぐクラスの投球を見せており、プロ1軍でも一定レベルの投球を見せられる実力がある。沖縄大会決勝で見せた気迫が特徴で、プロでも5,6回までを2点くらいに抑え、最後のイニングでは気迫のストレートで抑えきるようなピッチングが期待できそうだ。課題としては既に能力の100%近くを見せているような感じで、伸びしろをどこに見つけていくかという所か。

ドラフト2位・紅林弘太郎選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

大型遊撃手で右の大砲の位置づけ。打撃では力強いスイングから引っ張った打球の強さは圧巻クラスのパワーを見せる。ただし、1位で狙った石川選手に比べると変化球の見極めなどでまだ差がある。中田翔選手に似ている所があり、打率は高くないがここぞで仕留める打撃を身に着けたい。守備は大型だが柔らかいプレーも見せられ、粗さを感じさせない。ショートでは太田選手などがいるため難しいかもしれないが、動きが良ければ大型のセカンドとして起用したいところ。

ドラフト3位・村西良太選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆

サイドハンドからの152キロの速球に多彩な変化球を投げる実戦派。リリーフとして1年目から力を発揮しそうで、50試合くらいの登板も期待できる。ただし、三振を奪えたり、完璧に抑えるというタイプではなく、プロではさらに緩急を付けたり、得意のカットボールをさらに磨いて三振を奪えるようになりたい。

ドラフト4位・前佑囲斗選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

恵まれた身体があり、150キロを超す球も投げる大型右腕でスケールの大きさは今年の候補の中でも上位。ただストレートは三振を奪えるタイプではなく、変化球をうまく疲れる投手。どちらかというと豪快に150キロの速球で三振を奪うというよりは、小さく動く真っすぐと変化球で抑えていくタイプとなりそうだ。投球術を身に着けた3年目くらいから頭角を見せ始めるかもしれない。

ドラフト5位・勝俣翔貴選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆

今年は骨折の影響もあり思うような成績を残せなかったが、U18代表、大学代表としての実績もあり、昨年の中川選手と同じくらいの活躍を期待できる選手。課題のサードの穴を埋める存在となりそうだ。頼れる選手で1年目から10本塁打、100安打近くは期待してよい。3年目にどんなタイプの選手になっているのか、5番としてチャンスに強い打撃を見せている選手になれば大成功。

育成ドラフト1位・佐藤一磨選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

長身の左腕で最速は146キロを記録する。良いテンポから変化球もしっかりと投げられる、割とまとまった所がある投手で、ファームでは1年目から60イニングくらい投げられるかもしれない。長身左腕という特徴を生かし、どの球を磨いていくか。

育成ドラフト2位・谷岡颯太選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆

独自のトレーニングで最速152キロの速球を投げる。ただし試合では割と打たれるケースが多く、スピード以外の物をこれから身に着けていく。3年目までにファームで抑える投球をし、4年目から期待か。

育成ドラフト3位・中田惟斗選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

フォームもまとまっており140キロ中盤のストレートに強さもある。また多くの変化球を扱える投手で、実戦的なところがある。偉大な先輩がいる中で高校では実戦がやはり足りなかったが、プロでは1年目のファームから実戦で磨いてゆきたい。

育成ドラフト4位・平野大和選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

50m5.8秒の足が魅力だが、肩やパンチ力もある総合的に身体能力レベルの高い選手。早いタイミングで首脳陣から注目されるかもしれない。得意の足でアピールするか、それとも打撃を磨いて駿太選手のような3拍子タイプで続いていくのか。

育成ドラフト5位・鶴見凌也選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆

投手として143キロを記録するが制球力の高さを見せていた。捕手としての印象はあまりないが、正確なスローイングと視野の広さがあるという事で、これから捕手としてのフットワークなどのトレーニングを積んでいく。

育成ドラフト6位・大下誠一郎選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆

上背はないものの、とにかく大きなスイングに惹かれる選手で、バットがものすごく長く見える。強い性格の持ち主で大学2年で主将に選ばれたほど。下級生だが上の選手にも物おじしない所もあり、うまくはまればチームリーダーとなっていく。

育成ドラフト7位・佐藤優悟選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆

高い打率と勝負強さ、また盗塁を決めれる足を持つ3拍子タイプの選手。怪物級の足や肩を持つ選手がいる世界では、打率を残してコツコツとアピールを続けて行きたい。

育成ドラフト8位・松山真之選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆

146キロのストレートは球質が良く空振りを奪える。フォークも良く落ちる投手で、三振を奪ってアピールをしたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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