オリックスからドラフト2位指名を受けた大阪桐蔭の最速153キロ右腕・森陽樹(はるき)投手(18)が11日、大阪市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金6500万円、年俸700万円(金額はいずれも推定)で仮契約を結んだ。同じ宮崎県出身の大先輩、ドジャース・山本由伸投手が歩んだ「由伸ロード」を目標に掲げ、将来的なメジャー挑戦の夢を語った。
「仕事になる」自覚と責任胸にプロの舞台へ
仮契約を終えた190cm右腕は、プロ野球選手になることへの実感を口にした。「今までは高校野球だったのが仕事になるので責任が出てくる。より自覚と責任が芽生えてきた」と表情を引き締めた。目標とする投手像には、同じ高卒でオリックスのエースへと成長した山下舜平大投手の名を挙げ、「スケールの大きな選手になりたい」と決意を新たにした。
憧れは山本由伸、背番号「43」を熱望
森投手の大きな目標は、地元の宮崎県・都城高校からメジャーのトップに立った山本由伸投手だ。「将来的にメジャーリーガーになりたい気持ちはあります。宮崎というところでも目標の存在です」と、偉大な先輩の背中を追う。
その思いは背番号にも表れた。球団から背番号の提示はなかったものの、「やっぱり18番をつけてみたい」と、山本投手から宮城投手へと受け継がれたエースナンバーに憧れを口にしつつ、山本投手の入団時の番号であった「43」についても「つけさせてもらえるならつけてみたい」と熱望した。
大先輩・西武中村との「24歳差対決」にも意欲
プロの舞台では、大阪桐蔭の大先輩との対決も待っている。西武の中村剛也選手(42)だ。親子ほどにもなる24歳差の対決について、「勝負したいという気持ちはあります。ストレートで押したい」と、自慢の剛速球での真っ向勝負を誓った。
担当の下山真二スカウトは、森投手のストレートについて「プロでもなかなか投げない2700回転近いスピン量。プラス、身長を使った角度。捉えるのは難しい」と、そのポテンシャルを絶賛。大阪桐蔭出身の森友哉捕手と夢の「モリモリバッテリー」実現へ向け、森投手がプロの世界での第一歩を踏み出した。
まずはドラフト1位の藤川敦也投手という同じ150キロ右腕と二人で切磋琢磨し、大きく成長をして欲しい。
森 陽樹 プロフィール
- 氏名:森 陽樹(もり はるき)
- 所属:大阪桐蔭高校 3年
- 出身:宮崎県延岡市
- ポジション:投手
- 投打:右投右打
- 身長・体重:190cm・88kg
- 主な特徴や実績:2025年ドラフト2位(オリックス)。契約金6500万円、年俸700万円(推定)。最速153キロの大型右腕。プロでもトップクラスのスピン量を誇るストレートが武器。


httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/12/kiji/20251112s00001173018000c.html
httpss://www.daily.co.jp/baseball/2025/11/12/0019695050.shtml
httpss://hochi.news/articles/20251111-OHT1T51169.html






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