広島カープがスカウト会議、高校生指名候補を27人に、佐々木・奥川を評価

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広島カープは8月21日に、マツダスタジアム内の球団事務所でスカウト会議を開き、高校生のドラフト指名候補を27人に絞り込んだ。

高校生のみ

この日の会議では、高校生の指名候補のみ話し合い、約50名いた高校生の指名リストから、最終指名候補として27人に絞り込んだ。

スカウト会議を終えた苑田スカウト部長は、「星稜と大船渡が抜けているのでは」と話し、星稜の奥川恭伸投手と、大船渡の佐々木朗希投手が他の候補より頭一つ抜けているとした。そして奥川投手について、「今、入れても10勝ぐらい勝てるんじゃないか。初回から14回まで150キロ投げて球威が落ちない投手はプロにもいない。高校生でも即戦力と言える」と即戦力として評価し、会議に参加した松田オーナーも「奥川君はスライダーで緩急を使える。投球のうまさが秀でている。」と評価した。

それでも松田オーナーは「わしは佐々木派。投げ方が柔らかく、伸びしろのある選手が好き」と話し、佐々木投手を筆頭に考えている事を話した。苑田スカウト部長も「モノが違う。歩く姿を見ただけでスター。投げ方、走り方もね」と、選手としての素質を高く評価し、現時点でも「1試合ぐらいなら完封しますよ」と評価した。そして、「球団が即戦力をほしいなら奥川、余裕があるなら大船渡だと思う」と、各球団とも、チーム状況によって、どちらを選択するかが決まってくると話した。

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野手はほとんどいない

高校生では他にも創志学園の西純矢投手、横浜の及川雅貴投手などについても評価をした。野手については、遊撃手と捕手を中心にリストアップされたのは5人程度にとどまり、苑田スカウト部長は「野手はほとんどいない」と話した。

今後は大学・社会人の視察を行い、明治大の森下暢仁投手、JFE西日本の河野竜生投手などをチェックして、9月下旬にスカウト会議を開く予定。

2019年ドラフト指名予想
広島カープのドラフト会議
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今回は高校生を対象に約50名の映像をチェックした。大半が投手を占め、野手は遊撃、捕手を中心に5名程度にとどまった。投手では、大船渡・佐々木、星稜・奥川に最上級評価を与えて、創志学園・西、横浜・及川らも評価した。苑田聡彦スカウト統括部長は、「球団が即戦力をほしいなら奥川、余裕があるなら大船渡(の佐々木)だと思う」と持論を展開。

苑田スカウト統括部長は「星稜・奥川君と大船渡・佐々木君が抜けている」と高評価。奥川については「プロでも10勝ぐらいできるんじゃないか。初回から延長十四回まで150キロの球威が落ちないピッチャーはプロでもいないでしょう。高校生だけど、即戦力と考えていいのでのでは」とうなった。

苑田スカウト統括部長は「奥川君は今(ローテーションに)入れても10勝ぐらいできる。佐々木君はものが違う。1試合ぐらいなら完封しますよ」と話した。

ただ松田オーナーは「わしは佐々木派。投げ方が柔らかく、伸びしろのある選手が好き」と語り、検討を続ける。

松田元(はじめ)オーナー(68)も「奥川君はスライダーで緩急を使える。投球のうまさが秀でている。佐々木君は柔らかさがある。伸びしろを感じさせる」と両者を絶賛した。

園田スカウト統括部長 星稜・奥川を即戦力評価「今、入れても10勝できる」 東京スポーツ紙面 2019/8/21

高校生の上位候補ではほかに創志学園・西純矢投手らをリストアップ。今後は大学生、社会人候補を含めた検討に入るが、「野手はほとんどいない」(同部長)としていることから、投手中心の指名となることが予想される。

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