中日、徳島インディゴソックス・入野貴大投手を指名へ

徳島インディゴソックス, 入野貴大

 中日が今年も四国アイランドリーグplusの投手を狙う。徳島インディゴソックスの入野貴大投手の指名を狙っていることが分かった。

16勝右腕、ヒットも許すが三振も奪うスタイル

 入野貴大投手は高知県岡豊高校出身で、その後四国アイランドリーグの愛媛に入団し2013年から徳島インディゴソックスに移籍した。高校時代はショートを守っていたが3年時に投手に転向するといきなり143km/hを記録している。

 愛媛ではリリーフエースとして活躍し、その後は先発・リリーフとフル回転で活躍を見せた。2013年に徳島に移籍しても先発、リリーフに登板し、今年は16勝3敗2S、防御率2.43の成績を残す。

 中日・浅尾投手のように、非常にコンパクトなフォームから153km/hの速球を投げる。成績を見ると今季は129回2/3を投げて被安打は133、奪三振は126と、1イニングに1本以上のヒットを許すものの1つは三振を取るようなタイプで、防御率を見ても完璧に抑えるという感じではないが、力のあるストレートで三振を奪える投手のようだ。

 

昨年に続いて

 この入野投手について、中日が指名をすることがサンケイスポーツに報じられた。中日・中田スカウト部長の入野投手への直接のコメントは無いものの、「又吉の活躍もあって、各球団とも独立リーグに注目している」と話しているという。

 中日は昨年、独立リーグ選手としては過去最高順位となるドラフト2位で香川オリーブガイナーズの又吉克樹投手を指名したが、又吉投手はリリーフで9勝1敗24ホールドという成績を残し、大活躍を見せた。ちなみに又吉投手のドラフト時の成績は13勝4敗、防御率も1.64と抜群の安定感を誇っていた。

 四国ILで7年間プレーし36勝を挙げる入野投手だが、又吉投手に比べると粗い感じがあり、即戦力というよりは課題を直してからという事になりそうだが、球の勢いで勝負できる投手として期待できる。

 

四国ILでは

 又吉投手の活躍で四国ILなど独立リーグからは指名が増えそうだ。香川の篠原慎平投手は188cmの身長から153km/hの速球を投げ、同じく香川の寺田哲也投手も184cmの大型右腕でBCリーグ時代に大活躍し、横浜DeNA2軍相手に好投を見せたこともある。

 また徳島の河本ロバート選手は亜細亜大時代に150km/hの速球を見せ、その後ドジャースのマイナーに進み、BCリーグ新潟、台湾などでプレーし、徳島に入団した。徳島では今季は8勝5敗3Sと負け数も多いものの、防御率は1.70を記録しエースとして活躍している。速球も最速155km/hを記録し、徐々に磨かれて成長しているようだ。

 野手では毎年のように俊足の特徴を持った選手がおり、今年も徳島の吉村旬平選手が50m5.7秒の足を武器にドラフト候補に名前が挙がる。果たして何人がNPB入りするのかなど楽しみだ。

 中日が23日のドラフト会議で、独立リーグの四国アイランドリーグplus徳島・入野貴大投手(25)を指名することが20日、分かった。最速153キロを誇る右腕は今季、リーグ最多の16勝を挙げ、チームの前後期優勝に貢献。先発不足に苦しむチームにうってつけの人材だ。


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