中日、ドラフト1位は星稜・奥川恭伸投手

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中日はこれまで、星稜の奥川恭伸投手を中心に、大船渡の佐々木朗希投手、横浜・及川雅貴投手などの高校生投手をドラフト1位候補としてスカウト活動を進めてきたが、奥川投手をドラフト1位指名する方針が固まった。

大舞台の経験

日刊スポーツによると、中日の球団幹部は「大舞台で経験を積んだ選手はプロでも力を発揮しやすい」と話し、4季連続で甲子園に出場し、2年生だった昨年にU18代表を経験した奥川恭伸投手のドラフト1位指名を示唆した。

中日は昨年のドラフト会議で、準地元・岐阜県出身の根尾昂選手をドラフト1位指名し、4球団の抽選の結果、獲得する事に成功した。これにより地元が多いに盛り上がった。そして北陸地区は中日新聞の販売網で、岐阜などと共に準地元と位置づけられており、石川県の星稜・奥川には、音スカウトを完璧に張り付かせるなど、徹底的なマークを続けてきた。

大船渡・佐々木投手についてもスカウトが追い続け、最高の評価をしていた。しかし、準地元という位置づけもあり、奥川投手の1位指名が有力と見られており、今回の「大舞台の経験」という事を考慮すると、奥川投手の1位指名は揺らぎないものとなった。

与田監督の意見も聞く

中日の別の幹部は、「今年のドラフトは首脳陣の意見も参考にする」と話し、昨年は、与田監督が就任前だったためフロントでドラフト指名を決めたが、今年は与田監督の意見も参考にしていくと話す。

しかし、与田監督が奥川投手より、佐々木投手、あるいは明治大の森下暢仁投手を強く主張するような事もなさそうで、奥川投手の1位指名は固いとみられる。

2019年ドラフト指名予想
中日ドラゴンズのドラフト会議
2019年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

当初1位候補は大船渡(岩手)・佐々木朗希投手(3年)と並列だったが、球団幹部は今回のドラフト戦略について「大舞台で経験を積んだ選手はプロでも力を発揮しやすい」と説明。4季連続で甲子園に出場し、昨年からU18日本代表として日の丸を背負ってきた奥川へ軸足を傾けた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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