阪神がスカウト会議、智弁和歌山・東妻捕手、星稜・山瀬捕手をリストアップ

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阪神は智弁和歌山の東妻純平捕手と、星稜の山瀬慎之助捕手をリストアップしていることが分かった。甲子園大会では捕手のチェックを行う。

高校生捕手の獲得を目指す

阪神は8月5日に西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開き、この夏の甲子園でチェックする選手の確認を行った。

会議後に球団幹部は「捕手は今年の補強ポイントで、球団としてもしっかり見ていこうという話をしている」と話し、「高校生に限っていないが、今の捕手の年齢構成上、若い方が望ましい」と、高校生捕手の獲得を目指していることを示唆した。そして、甲子園大会に出場する智弁和歌山の東妻純平捕手と、星稜の山瀬慎之助捕手をリストアップした事も合わせて示唆した。

阪神の捕手は、梅野捕手が28歳でまだ若さもあるものの、最年少が長坂選手と片山選手の25歳ということで、平均年齢は高く、次世代の捕手候補がいない状態。そこで今年のドラフト会議では、22歳前後の大学生捕手よりも、さらにその下の高校生捕手の獲得を目指している。

その中で候補として挙がる東妻捕手は、セカンド送球が1.8秒を記録し、元阪神の中谷監督が育てている。甲子園にも5季連続で出場を決めており、経験も縁も肩の強さもあり、最有力とみられる。また、星稜の山瀬捕手もセカンドまで1.8秒を記録、中学時代に日本一となり、奥川投手とのバッテリーでこちらも4季連続の甲子園に出場する。

他にもこの夏の甲子園には、U18代表候補の中京学院大中京・藤田健斗捕手もおり、こちらはセカンドまで1.79秒の肩を見せ、高校通算20本以上の長打力を見せる。打撃では履正社の野口海音選手の長打力が光り、こちらも注目されそうだ。近江の有馬諒選手については、総合力では最も高いものの、進学の可能性が高いとされている。

この夏の甲子園で捕手のランク付けを行い、秋の大学野球で東海大・海野隆司捕手、東洋大・佐藤都志也捕手、慶応大・郡司裕也捕手をチェックし、ドラフト会議では2位までに捕手1人は指名するものとみられる。

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阪神が今秋ドラフト候補として、星稜・山瀬慎之助捕手(3年)、智弁和歌山・東妻純平捕手(3年)をリストアップしていることが5日、分かった。2人は6日に開幕する全国高校野球選手権への出場を決めており、全スカウトで正捕手・梅野の後継者候補としての実力を生チェックする。

そこで、6日に開幕する夏の甲子園大会でも捕手を重点的にチェックする。お目当ては智弁和歌山・東妻、中京学院大中京・藤田らだ。

 東妻は兄・勇輔がロッテにおり名門で1年秋から正捕手を担う。遠投125メートル、二塁送球完了タイム1・8秒台の強肩と、一発長打を秘める強打が売り。捕手として阪神などでプレーし、昨年8月に就任した中谷仁監督にリード面なども叩き込まれ、総合力が高い。

 藤田はU18高校日本代表1次メンバーにも招集された強肩強打の捕手。最大の持ち味は二塁送球完了が最速1秒79という鉄砲肩。打っても高校通算20本塁打以上の打力を誇る。

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