東北楽天は10月14日にスカウト会議を開き、ドラフト1位候補を、投手2人、野手1人の3人に絞り込んだことを明らかにした。
先発が欲しいというのが一番
スカウト会議後のオンラインの取材の中で、石井GMは、「多く投手をとりたいっていうのが、このドラフト。先発がほしいというのが一番にあります」と話し、投手中心の指名になることを明らかにし、先発投手の獲得をテーマとした。
そしてその候補として「中京の高橋君とかはレベルの高い投手なので、即戦力に近いところに入ると思います。ほかにも早川君とかだったり、戦力になる方はいる」と話し、中京大中京の高橋宏斗投手と早稲田大・早川隆久投手を即戦力として名前を挙げた。
また、「もうちょっと詰めていかないと。とにかく、先発っていうのがすごくほしいところなので。野手は、その先発を置いてでもほしいのか、というところを議論しています」と話し、もう一人の野手は、先発投手の候補を差し置いてでも指名すべき選手なのかを検討しているとした。
そうなると今年の候補の中では近畿大の佐藤輝明選手以外はないとみられ、投手2人は高橋投手と早川投手、野手一人は佐藤選手というふうに、素直に受け取ってよいと思う。
また、先発投手の補強については、ヤンキースの田中将大投手の獲得を狙っていると報じられたが、それについては、「僕たちが考えているのは、田中君がどうこうというのはまだ答えるべきじゃないし、答えることはルール的にも良くない。そこは慎重に、彼がどんな決断をするかを、まずそこが一番の決めるポイントなのかなと思っている。まだその時じゃない」と話し、今回のドラフト会議に田中投手の動向は考えないとした。
シンプルに補強ポイントで行けば、早川投手か高橋投手の1位指名をし、抽選の結果獲得できなかったとしても、栗林良吏投手や伊藤大海投手、木澤尚文投手、中森俊介投手、森博人投手、入江大生投手、山下舜平大投手、平内龍太投手という所が指名できる可能性もあるので、これらの選手を順々に指名していくのではないかと思う。
石井GMは「多く投手をとりたいっていうのが、このドラフト。先発がほしいというのが一番にあります」と投手を中心に獲得する意向であることを示した。投手は具体的に中京大中京高(愛知)の右腕・高橋、早大の左腕・早川の名を挙げ、「中京の高橋君とかはレベルの高い投手なので、即戦力に近いところに入ると思います。ほかにも早川君とかだったり、戦力になる方はいる」と高く評価した。さらに、「(即戦力を重視するかは)もうちょっと詰めていかないと。とにかく、先発っていうのがすごくほしいところなので。野手は、その先発を置いてでもほしいのか、というところを議論しています」と話した。
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