東北楽天ドラフト4位、神村学園の泰勝利投手が入団に合意、後輩・大野投手とプロで大島旋風を

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東北楽天は、ドラフト4位で指名した泰勝利投手と、契約金3500万円、年俸550万円で合意した。

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150キロ左腕

泰勝利投手は、今夏に勢いのある150キロの速球を投げ、高めの真っ直ぐで空振りを奪う圧倒的な投球をみせていた。制球の課題もあるが、将来性抜群の左腕投手。

その泰投手は大島出身で、小学校4年時に神村学園の女子野球部でプレーしていた姉の影響で野球を始めたものの、小学校、中学校に野球部は無く、両親が練習相手をしていた。

泰投手には小学校6年生になる妹がいるが、島内の野球チーム「瀬戸内ファイターズ」に所属するも部員は5人のみとなっている。泰投手は「不自由なく野球ができる環境を作ってあげられれば、人も増えると思う」と契約金でチームに野球道具を贈るという。

その大島からはこの秋、大島高校が九州大会ベスト8まで勝ち上がって、同じく左腕の大野稼頭央投手が146キロの球を投げ、来年のドラフト候補として注目される。今日9日の興南戦で勝利すれば、センバツ出場が当確となるが、「すごく勢いに乗っている。甲子園を決めてくれると思うので、自分も活躍して、島にいいニュースが流れるように頑張りたい」と話した。

140キロ左腕が誕生する大島、来年は大野投手も同じ舞台に立つ事になりそうだ。泰投手と二人で大島旋風を巻き起こしたい。

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腕を振らなきゃいけない理由がある。小学6年の妹美心(みこ)さんは、自身もプレーした少年野球チームの瀬戸内ファイターズに所属も部員は5人のみ。契約金でチームに野球道具を送る予定で「不自由なく野球ができる環境を作ってあげられれば、人も増えると思う」と離島球児の夢を途切れさせない。

奄美大島出身の150キロ左腕。やや緊張した面持ちで会見に臨み、「これで正式に球団の一員となった。自分の行動にしっかりと責任を持って、1つ1つの行動に自覚のある行動をしていきたい」と気を引き締めた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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