12月3日、北海道日本ハム・栗山監督と花巻東・大谷翔平選手の再交渉決定の状況

大谷翔平, 花巻東

 12月3日に、北海道日本ハム、栗山監督、山田GM、大渕スカウトディレクターの3人が、花巻東・大谷翔平選手、両親と面談する。北海道日本ハムの球団幹部が「先方から2、3確認したいことがあるので話を聞きたい。栗山監督も来てほしいということだったので行ってきます。その場で結論が出るような感じではないと思うけど、迷われているなというのが印象です」と話したというが、スポーツ報知によると、少し事情は違うらしい。

 記事によると29日に北海道日本ハム側が連絡したところ悩んでいるということで、それではということで再交渉を打診した、と書いている。多少状況は変わってくるかもしれないが、ドラフト前にメジャー入りを決断した大谷投手の心の天秤は、均衡を保つ所まで戻ったようだ。

 ニッカンスポーツの記事は前回の交渉で既に北海道日本ハム入りに心が傾いているものの、ドラフト前にメジャー表明をして指名を回避した球団もあることから、それに責任を感じているらしく、重圧になっているとの事。栗山監督もこの情報を入手しており「そんな状況で困っているなら何回でも行く」と話していたという。

 またスポーツニッポンは大谷選手本人はメジャー入りの気持ちが強いものの、両親が日本でのプレーを望んでいることから、両者に納得のいく結論を得るために再交渉を望んだ、とあります。

 いずれにしても、3日に再交渉することは北海道日本ハムにとっては大きなチャンスを得たことになる。選手を連れて行くなどサプライズでも用意して、演出をして欲しいですね。また、大谷選手本人も周囲の状況を気にする必要はなく、プレッシャーを感じる事なんて全くない。自分の人生、自分の野球人生をイメージしてよいと思う方向の決断をして欲しいです。

 メジャー挑戦で固まっていたはずの大谷の胸中は、揺れ動いていた。苦悩の末、日本ハムとの交渉は“延長戦”に突入した。球団幹部は「大谷投手が決断に至っていない状況。非常に悩んで、回答を出すのに苦しんでいる」と説明。前日(29日)に球団側から連絡を取った際、大谷の態度は保留で、この日も変化はなかったという。そのため、3日に栗山監督との再交渉を打診。大谷サイドも承諾した。

 
 当初は26日を最終交渉と定めていた。大谷は「自分が考える上での、判断材料をくださった。しっかり決めたい」と早期に結論を示す意向だった。しかし、熟考した結果、先送りになったとみられる。

 

 指揮官は再出馬に意欲を燃やした。「一発勝負でいきたかったけれど、やっぱり、いろんなことを疑問に思ったり、確認したいことがあるんだと思う。納得するまで、何度でも足を運ぶつもり。毎日でも来いって言えば、来年のキャンプまで、毎日でも100回でも行く。なるべく早く、迷いを消してスッキリさせてあげたい」と力を込めた。

中傷から栗山監督が守る 大谷、タメ押し交渉 - ニッカンスポーツ紙面:2012/12/1

 既に大谷は日本ハム入団を決意しているものの、ドラフト前にメジャー希望を表明したことが重圧になっているという。今回の交渉では、栗山監督が「エース兼4番」の育成計画を具体的に説明し、最後に残った葛藤を断ち切る。

 「先方から2、3確認したいことがあるので話を聞きたい。栗山監督も来てほしいということだったので行ってきます。その場で結論が出るような感じではないと思うけど、迷われているなというのが印象です」

 

 これまで「(日本ハム入団の)可能性はゼロです」「パイオニアになりたい」「メジャーでトップの選手として長く活躍したいという夢は変わらない」と話すなど、大谷自身はすでにメジャー挑戦の意思を固めている。一方で大谷の父・徹さん(50)は「言葉や文化の違いでメンタル的にも心配。私たちは国内でプレーしてほしかった」と話すなど日本でのプレーを希望している。息子の強い希望もありメジャー表明に至ったが、両親としては納得した上で結論を出すために、再度の話し合いを希望したとみられる。

 

 予想もしていなかった大谷側の要請に、日本ハム側は喜んだ。前回の出馬時に栗山監督は「翻意させに来たわけではない。話を聞いてもらって感謝している。僕は信じて待つだけ」と熱い思いを伝えたが、別の球団幹部は「(栗山監督の)手助けしにきたという姿勢に両親も感謝している」と手応えを口にした。


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