北海道日本ハムがドラフト2位の早稲田大・石井一成選手に指名あいさつ

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北海道日本ハムは、ドラフト2位で指名した早稲田大の石井一成選手に、大渕スカウトディレクターなどが指名あいさつをした。週末の早慶戦では広島ドラフト1位の加藤拓也投手と対戦するが、日本シリーズの前に行われる戦いとして「絶対勝たないと」と話した。

2,3年後に遊撃手のベストナイン

指名あいさつで石井選手は「2、3年後に遊撃手のベストナインに」と期待をかけられ、「1年目からがむしゃらにやっていきたい」と話した。

石井選手は作新学院出身で、俊足の1番バッターとして注目されると、遊撃手としての守備やしっかりとしたスイングで外野の頭を越える打力で注目された。早稲田大では茂木栄五郎選手や河原右京選手という先輩がおり2年時まではあまり試合にも出られなかったが、3年時に就任した高橋監督によって遊撃手に固定されると、春のリーグ戦で打率.333を記録し、今年は春2本、秋2本のホームランも記録した。安定した守備とここぞというときの勝負強さに定評がある。

大渕スカウトディレクターは「スローイングはプロでもトップレベル」と評価しており、「打力を伸ばせば十分レギュラーになれる」と話した。

石井選手は東北楽天でルーキーで打率.278を記録した茂木選手について、「尊敬する先輩の1人で、かなり刺激になった」と話す。打撃面ではまだ茂木選手のところまでは行っていないと思うが、使い続ければ打率.265くらいで、また守備で安定した結果を残すと思う。チームでは中島卓也選手がおり、まずはレギュラーを争う。

早慶戦

石井選手には最後の大一番が待っている。早稲田と慶応の4年生にとって最後の早慶戦は格別な試合となる。慶応は広島カープからドラフト1位指名された加藤拓也投手がいる。日本シリーズでも激戦を繰り広げる日本ハムと広島、シリーズ第6戦より先に行われる早慶戦で、プレ日本シリーズとして加藤投手と石井選手が対戦する。

「絶対に打って勝たないといけないですね」と石井選手は早慶戦に意気込みを見せた。

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「スローイングはプロでもトップレベル」と評価する大渕スカウトは「打力を伸ばせば十分レギュラーになれる」と期待した。

29日からは広島D1位・加藤を擁する慶大と対戦。“プレ日本シリーズ”となる早慶戦へ「絶対に打って勝たないといけないですね」と意気込んだ。 

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