東京ヤクルトドラフト4位、中尾輝投手は母親に感謝

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東京ヤクルトはドラフト4位で指名した中尾輝投手に、鳥原チーフスカウトなどが指名あいさつを行った。中尾投手は母子家庭で育ち、1日5回に食事を出してくれた母親に感謝をした。

母が支えてくれた

中尾輝投手は180cm83kgの体から151キロの速球を投げる。大学1年時には体重が60kgしかなく球速も130キロだったが、体重を23kg増やし球速も21キロアップさせた。

指名あいさつを受けた中尾投手は「指名されてびっくりしたが、安心した。母が支えてくれた。温泉に連れていってあげたい」と話した。5歳の時に両親が離婚し、母が一人で兄と二人を育ててくれた。大学では1日5回の食事を出し、「体が大きくなるように必ずお肉を出してくれた」という。

まずはプロ入りという夢を果たした中尾投手、ストレートの質も良く、三振を奪う投球も見せる。ドラフト前には阪神や埼玉西武など多くの球団から名前が挙がった投手で、151キロ左腕としてプロでの活躍を期待したい。

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母子家庭で育った。5歳で両親が離婚し、母・美恵さん(49)が、輝と1歳上で会社員の兄・翔さん(23)を育てた。一日5回の食事は「体が大きくなるように必ずお肉を出してくれた」。1年時に60キロだった体重は83キロに、130キロだった球速も21キロアップの151キロに。愛知大学リーグ2部から、夢の切符をつかんだ。

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