北海道日本ハムがスカウト会議、各スカウトの担当を確認

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北海道日本ハムは、今年最初のスカウト会議を開き、各スカウトの担当地区の割り振りなどを行った。

元桐蔭学園コーチの坂本スカウトが初参加

北海道日本ハムはスカウト会議を開き、今年の各スカウトの担当地区などを確認した。今年は桐蔭学園でコーチを務めていた坂本晃一スカウトが加わった。

各球団の第1回目のスカウト会議では、中日が1月6日に行っているが、地元中心の方針とともに、今年のドラフト候補を約300人リストアップしているが、北海道日本ハムは毎年、1回目については担当地区の確認などにとどまる。しかし、2月に2回目のスカウト会議が行われ、そこで方針や選手のリストアップが毎年行われる。

今の時期、スカウトは新人合同自主トレ、そしてキャンプに帯同し、昨年ドラフト会議で獲得した選手のケアや、現場の監督やコーチに選手の特徴などを伝えるのが仕事となり、本格的に今年のドラフト候補のスカウティングが始まるには、練習試合がスタートするタイミングとなる。

北海道日本ハムは、昨年は大谷翔平選手や大野捕手など多くの選手がチームを出たものの、高校生中心のドラフトで、育成して選手を育てる方針を貫き通している。また、特に強く補強が必要というポジションもなく、育成が安定して行われている。そのため昨年のドラフトはNO.1と評価した根尾選手を1位指名し、抽選で外すと投手NO.1と評価した吉田輝星投手を指名した。

今年も同じように高校生中心、ポジションもまんべんなくという事になりそうだが、すでに大船渡の佐々木朗希投手を1位指名することはほぼ確定しており、今年もNO.1の選手を獲りに行く。佐々木投手の抽選を外した場合にも奥川恭伸投手、及川雅貴投手、西 純矢投手、森下暢仁投手などを指名していくとみられるが、大野捕手の時のように郡司裕也選手や佐藤都志也選手など大学生捕手、または近江の有馬諒捕手の1位指名という事も考えられる。

北海道日本ハムファイターズのドラフト会議
スカウト会議

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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コメント

  1. 原田スカウトのコーチ就任により空白となっていた九州沖縄エリア担当。
    これを各担当エリア拡大で補うということは中国四国担当の加藤スカウトを始め全体に担当エリアが大きく西へズレこむということでしょうか。であれば北海道北東北担当の白井スカウトが南東北や北関東も担当することになりそう。
    九州のエリアは大渕スカウトディレクターや山田顧問も動くのでしょうね。