北海道日本ハムはドラフト会議で指名した10選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。
北海道日本ハム2019年入団選手一覧
順位 | 選手名 | 位置 | 出身 | 身長体重 | 投打 | 契約金 | 年俸 | 背番号 |
1 | 河野竜生 | 投 | JFE西日本 | 174/82 | 左左 | 10000 | 1500 | 28 |
2 | 立野和明 | 投 | 東海理化 | 181/82 | 右右 | 7000 | 1100 | 33 |
3 | 上野響平 | 内 | 京都国際高 | 172/68 | 右右 | 3500 | 530 | 48 |
4 | 鈴木健矢 | 投 | JX-ENEOS | 176/82 | 右左 | 4500 | 850 | 47 |
5 | 望月大希 | 投 | 創価大 | 187/86 | 右右 | 3500 | 770 | 62 |
6 | 梅林優貴 | 捕 | 広島文化学園大 | 173/85 | 右右 | 2000 | 700 | 65 |
7 | 片岡奨人 | 外 | 東日本国際大 | 184/78 | 右左 | 2000 | 700 | 67 |
育1 | 宮田輝星 | 外 | 福岡大 | 177/69 | 右両 | 290 | 240 | 111 |
育2 | 樋口龍之介 | 内 | BC新潟 | 168/84 | 右右 | 290 | 240 | 112 |
育3 | 長谷川凌汰 | 投 | BC新潟 | 188/98 | 右左 | 290 | 240 | 113 |
新人選手の横顔
ドラフト1位・河野竜生選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆
とにかくインコースにしっかりとストレートと変化球を決めることができ、バッターを見ながら対戦ができる。高校時代から経験を積んでおり、社会人でそれがさらに高まった。1年目に7勝をした加藤貴之投手よりも上で8勝以上を期待したい。スケール的には上背が無い分、プロ入り後のパワーに関する伸びはあまり期待できないかもしれないが、武田勝投手のように長い間、1軍ローテーションで結果を出してくれそうな投手となりそう。
ドラフト2位・立野和明選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆
今年の不調でドラフト2位となったが、即戦力右腕では森下投手、奥川投手と並んでトップランクの投手だろう。ストレートの強さと角度があり、真っすぐだけでも抑え込める力を持つ。沈む球などの変化球も良い所で曲がる。今年の不調の原因がどこにあったのか見ていてもあまりわからないが、普通に投げる事ができれば先発の一角に入ってくる。スケールもあり変化球はさらに磨ける余地もある。
ドラフト3位・上野響平選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆
守備に関しては即戦力に近いレベルだろう。ショートを守り、打球へ素早く回り込んでの捕球からスローイングと、一連の流れがプロ野球選手の動きを見せる。打撃は3年になって長打力を見せるなど成長をしているが、まだ当てて足を生かそうとするような打撃も見え、しっかりとスイングしての打撃をしっかり身に着けたい。守備では1年目から1軍に顔を出すかもしれないが、ポスト中島となってくるのは3年後くらい。
ドラフト4位・鈴木健矢 選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆
横からの鋭いストレートが持ち味、見ていても素晴らしい球と思わせる真っすぐを投げる。右のリリーフとして短いイニングではしっかりと抑える力がある。体は大きくないのでシーズンで50試合前後を1年目から投げられれば、かなり貢献する投手となりそうだ。
ドラフト5位・望月大希選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
187cmのスケールのある投手で、独特でダイナミックなフォームから140キロ中盤から後半の速球を投げる。今年の大学野球選手権で好投を見せたものの、まだかなり素材型の投手と言えそうで、まずはファームで5イニングをしっかり抑えられるようになる事だろうが、何かきっかけをつかむと大化けしそうな所もあり、それを期待しての指名だったのだろうと思う。
ドラフト6位・梅林優貴選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆
今年のドラフト会議で指名された大学生捕手と比較しても強肩の部類に入るとスカウトが評価した選手で、大学では2部リーグで打撃でも無双の活躍を見せていた。リーグのレベルには気になるところだが、素質を高く評価しての指名となった。それでもまだ海の物とも山の物ともいえない状態でプロに飛び込むところがあり、1年目は肩と打撃でアピールをしたい。
ドラフト7位・片岡奨人選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆
強肩と高いアベレージを残す打撃センスがあり、得点圏の打率も高くチャンスに強さを発揮する選手。主将として今年春にリーグ優勝もしており、能力ももちろんだが精神的な強さも評価された。1年目はプロの1軍レベルの投手と対戦して結果を残すのは難しいとみられるが、打撃センスと精神的な強さで徐々に対応できるのではないかと思う。対応ができれば打率.270くらいで千葉ロッテから楽天に移籍した鈴木大地選手の外野版のような感じになってくれるのではないかと期待する。
育成ドラフト1位・宮田輝星選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
足と肩のある外野手、打撃はしっかりと捉えた打球を打つが、試合ごとにムラも感じさせる。安定して打撃の結果を残せるか。
育成ドラフト2位・樋口龍之介選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
168cmだが84kgの体があり、高い身体能力と思い切りの良さが持ち味。1年目から鋭い攻撃や守備を続けてアピールを続けたい。痛烈な打撃は首脳陣の目に留まるだろう。
育成ドラフト3位・長谷川凌汰選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆
BCリーグを代表する速球派で、153キロのストレートは威力十分。BCリーグではしっかりと結果も残しており、それがプロでどれだけ通用するか。1年目はアマチュア交流戦などでの登板が多くなるかもしれないが、そこで力の違いを見せながらアピールを続けたい。
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