北海道日本ハムは来年のドラフト候補として、花巻東の佐々木麟太郎選手を今年からマークしていく方針であることがわかった。
下級生もしっかり見る
北海道日本ハムの吉村統括本部長は、「最上級生だけでなく、下級生もしっかり見るという話はしている」と話し、1月8日に今年最初のスカウト会議で1年生ですでに高校通算50本塁打を放つ来年のドラフトの超目玉・佐々木麟太郎選手を、今年からマークしていく方針であることがわかった。
佐々木選手のいる花巻東では、大谷翔平選手の獲得のために吉村GMも何度も足を運び、佐々木選手の父の佐々木洋監督とも何度も顔を合わせている。その交渉に参加していた栗山監督は昨年退任したものの、吉村統括本部長は「稲葉GMも行くんじゃないかな」と話し、今年中に稲葉GMが佐々木選手の視察を行う事を言及した。
北海道日本ハムは高校通算111本塁打の清宮幸太郎選手を獲得しているが、その清宮選手は1年時に放ったホームランは22本、すでに50本を放つ佐々木選手について清宮選手は「抜かれるでしょう」と高校通算本塁打数で抜かれると予想する。同じ左のスラッガーが日本ハムに加われば、清宮選手にとって非常に大きなライバルとなるため、今年と来年はかなり刺激を受けながらプレーすることになりそうだ。
佐々木選手の花巻東は3月18日開幕のセンバツ大会に出場するが、練習試合解禁日の3月5日から本格的に視察を開始する。

2年後のドラフトを見据えて、日本ハムが早くも〝令和の新怪物〟を密着マークする。1年生ながら高校通算50本塁打を放っている花巻東高・佐々木について、吉村浩チーム統括本部長は「(ドラフト対象の)最上級生だけでなく、下級生もしっかり見るという話はしている。稲葉GMも(視察に)行くんじゃないかな」と言及。8日に行われる今年最初のスカウト会議で方針を再確認する。
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