巨人がスカウト会議、1位指名候補は創価大・田中正義投手、作新学院・今井達也投手など6人

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巨人は10月6日に都内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト1位で指名する6人の投手を公表した。最近は単独1位指名が多かったが、今年は競合覚悟で臨む。

ドラフト1位は6人の中から

スカウト会議終了後に山下スカウト部長は「今井が新たに加わった。柳、佐々木、田中、寺島、今井、藤平」と話し、ドラフト1位指名候補6人の名前を発表した。
作新学院・今井達也投手
履正社・寺島成輝投手
横浜・藤平尚真投手
桜美林大・佐々木千隼投手
創価大・田中正義投手
明治大・柳裕也投手
の6人からドラフト1位指名する。

その中で田中正義投手について山下スカウト部長は「肩の心配はしていない」と話し、「去年からトップクラス。アクシデントはあったが、秋にしっかり調整してきている。」と現在の見立てについて話した。10月15日の流通経済大戦では大勢のスカウトでクロスチェックを行う予定で「ちゃんと投げているかだけの確認。打たれたどうのこうのは関係ない」と話した。

また今回新たにドラフト1位候補に今井達也投手が加わり高校生投手は3人となった。これについて山下氏は「高校生のレベルが高く、夏過ぎには出てくる可能性の高い選手が多い」と話した。

ドラフト1位は

そして山下スカウト部長は「一番すぐに戦力になる投手に行く。どこに行っても競合する可能性はある」と話し、即戦力という事を最優先に考えていることと、他球団との競合は気にしないことを示した。

即戦力という事では従来より評価の高い田中正義投手と、今年抜群の安定感を見せる桜美林大の佐々木千隼投手が最有力とみられる。球団内でも評価を二分しているという話もある。

また山下氏は「よその動向はまったく分からない。」と話し、競合してでも行くことを強調した。巨人は2011年に菅野智之投手を、2013年には石川歩投手の指名が競合し、抽選で外した。しかし2人とも単独指名を試みての重複だった。それ以外では昨年の桜井俊貴投手、2014年の岡本和真選手、2010年の沢村拓一投手、2009年の長野久義選手などを単独1位で指名しており、2008年も大田泰示選手の1位指名は競合が減るような戦略をとった。まともに競合覚悟で行ったのは、2007年の高校ドラフト・佐藤由規投手と大社ドラフト・大場翔太投手までさかのぼる(ともに抽選を外す)。

リストアップした6投手のうち、最も競合が多そうなのは田中正義投手だが、寺島成輝投手、佐々木千隼投手は重複の可能性があり、今井投手、藤平投手、柳投手はもしかすると単独の可能性もある。

6投手の中から誰を選択するのか、この日の発言では田中正義投手か佐々木投手とみられるが、果たしてどうなるか注目したい。

2016年度-特Aランクのドラフト候補リスト

巨人のドラフトページ

巨人ドラ1位候補、今井浮上 スポーツ報知紙面 2016/10/7

右肩痛が心配されていたが、山下スカウト部長は「本来の投球に近いものができている。まったく肩とかは心配していない」と評価。競合の可能性は大だが「一番、戦力になるピッチャーを選んで指名すると思う」と語った。

佐々木は阪神が1位指名する方針を固めているが、山下スカウト部長は「よその動向はまったく分からない。一番戦力になる投手を選んで指名する」と競合を辞さない構えを強調。

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