菅野智之投手、11日にプロ志望届け提出!

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巨人がドラフト1位指名を公表している東海大・菅野智之投手が11日にプロ志望届けを提出する。当初は締め切りギリギリに提出すると言っていたが、11日は菅野投手の誕生日でもあり、また大安でもあるため、今日提出することを決めた。

菅野投手は巨人と縁の強い東海大出身で、巨人・原監督の甥でもある。東海大相模高校時は140kmのストレートを投げて注目されたもののプロ志望届けを提出せず東海大進学を決め、大学1年生の秋には早くも先発として5勝0敗、防御率0.24という成績を残した。その後勝ち星を積み重ね、現在通算35勝を記録、また15完封はリーグ新記録となっている。157kmをマークするストレートとスライダー、フォーク、カットなど多彩な変化球で相手を見下ろす投球ができ、大学野球では巨人で10勝を納めた澤村拓一投手より上の評価をされていた。

本来であればドラフト1位で複数球団が競合するのが確実だが、巨人や原監督との強い縁があり他球団も手が出しにくい状況、また巨人は昨年の12月には1位指名を公表し他球団をけん制している。他球団も横浜や福岡ソフトバンク、中日などが菅野投手のピッチングの視察に訪れており、完全にリストから外したわけではないものの、藤岡貴裕投手や野村祐輔投手など他の候補がいない事もなく、リスクを負って菅野投手の指名をすることは無いものとみられる。

巨人は、長野選手、澤村投手を単独1位指名で獲得し、今年も菅野智之投手を単独で指名するとなると、逆指名ドラフト時代よりも効率よく目的の選手を獲得している印象を受ける。

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    この記事を書いた人
    yuki

     1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
     雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
     2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
     また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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  • コメント

    1. http://www.sanspo.com/baseball/news/111013/bsn1110130036000-n1.htm
      こういうのを見ると、何かあるのかなと訝ってしまいます。

      せっかく逆指名を廃止したというのに、
      3年連続だと悪しき風習になるし、ドラフトが盛り上がるので、
      阪神以外でもどこか巨人に対抗して指名してほしいですね。