巨人、東邦・石川昂弥選手を野手最上位評価

海野隆司, 森下暢仁, 河野竜生, 佐々木朗希, 奥川恭伸, 石川昂弥

巨人は、東邦高校の石川昂弥選手を、野手の最上位に評価していることが分かった。

野手最上位

巨人の長谷川スカウト部長は、石川選手について「逆方向にも打てる。投手をやっていたからスローイングもいい」と話し、東邦の石川昂弥選手を評価してきた。そして先日まで開催されていたU18ワールドカップにも武田チーフスカウトと二人で現地で視察をした。その石川選手は終盤に送球のミスが出たものの、8試合を4番で出場し、24打数8安打1本塁打9打点の活躍を見せた。

巨人は2014年に岡本和真選手をドラフト1位で単独で指名しているが、岡本選手も2014年のアジアU18選手権で4番を務め、浅間大基選手(2014年:日本ハムドラフト3位)や香月一也選手(2014年:千葉ロッテドラフト5位)などがいる中で一人だけ木製バットで別格の打撃を見せていた。今回も木製バットにしっかりと対応し、ホームランも放ったU18の4番に大注目をしている。

野手のドラフト候補では東海大の海野隆司捕手、桐蔭学園の森敬斗選手、智弁和歌山の東妻純平選手などもいるが、この石川選手を野手最上位としている。今年は大学、社会人の野手で1位で指名されるような選手が少なく、他球団でも石川選手を野手の筆頭候補として評価されそうで、石川選手はドラフト1位でなければ獲得できない可能性が高くなった。

投手中心も

巨人は佐々木朗希投手、奥川恭伸投手、森下暢仁投手、河野竜生投手、東海大の海野隆司捕手を上位候補としており、菅野投手が腰痛の影響で離脱した今年、桜井投手、高橋優貴投手などが出てきたものの先発の枚数が必要と感じられた事から、上位は投手中心の指名となりそうだが、坂本選手、岡本選手を育ててチームの軸としてきたこともあり、最初に1位指名して抽選で外した場合に、石川選手の指名も十分考えられる。

巨人は昨年のドラフトで1位で根尾昂選手を外して高橋優貴投手を指名したものの、2位以降は全て高校生だった。今年は1軍レギュラー陣に刺激を与えるためにも即戦力の指名も入れてきそうだ。

今後は長谷川スカウト部長を中心に複数のスカウトで大学、社会人のドラフト候補選手をクロスチェックしてゆき、最終的な指名選手を絞り込む。ただし、巨人は原監督が全権的な位置におり、最終的には原監督の判断で指名が決まって行きそうだ。

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 5年ぶりのリーグ優勝へラストスパートに入った巨人が、近未来の主軸候補をリストアップした。今秋ドラフトに向け、東邦・石川を野手の中で最上位級の評価としていることが判明した。

 今秋ドラフトの最大の目玉は「令和の怪物」と称される大船渡高の163キロ右腕・佐々木朗希投手。巨人も早い段階から「特A」という規格外の評価で密着マークを続けてきた。他にも星稜高の奥川恭伸投手、明大の森下暢仁投手、JFE西日本の左腕・河野竜生投手らを高く評価していて、それらの評価は不変。今年は例年以上に野手より投手に好素材が多く、巨人は来季以降、常勝軍団を築くためには投手陣の整備が不可欠。全体的に投手中心の指名になる可能性はある。


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