巨人、ドラフト3位の常総学院・菊田拡和選手に指名あいさつ「長打力は高校生離れ」

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巨人は、ドラフト3位で指名した常総学院・菊田拡和選手に担当の内田スカウトなどが指名あいさつをした。巨人は絶対に欲しい選手として3位で指名、「長打力は高校生離れしている」と評価している。

常総学院史上NO.1スラッガー

菊田拡和選手は高校通算58本塁打を放ち、常総学院史上最多のホームランを放ったが、打撃でのエピソードはものすごい。1年生の秋に打球速度を測定すると165キロを記録、2018年のオールスターのホームランダービーで、ソフトバンクの柳田選手平均速度164キロ、バレンティン選手が160キロだったが、それに並ぶクラスの速度だった。

そしてその打球は2年生になると凄みを増し、フルスイングした打球が防球ネットを突き破り、その後ろの金網も突き抜け、建物の強化ガラスを打ち抜いたという。「強化ガラスなので、音がパリーンじゃなくて、ボンッって感じだった。その後、先生にお見事って言われましたね」と話した。

右のスラッガーとして担当の内田スカウトは「見るたびにホームランを打っていた。度肝を抜かれた」と話し、「長打力は高校生離れしている」と評価した。スカウト会議でも右の大砲として高く評価され、絶対に欲しい選手として原監督が望む即戦力投手がいた中でも3位で指名をした。

巨人は高校卒4年目で4番バッターとなった岡本和真選手がおり、菊田選手は打撃スタイルやポジションで岡本選手と被る所があるが、「打撃の参考にもさせていただいている。プロでは体もでかくしないといけないので、岡本さんを超えるくらいの強靱きょうじんな太ももにしたいです」と話した。

岡本、菊田が並ぶ強力打線が将来、実現する事になるか注目したい。

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182センチ、93キロの大柄な体について問われると、菊田はブレザーの胸ポケットに手を忍ばせた。メモを取り出し「ヒップ111センチ、胸囲100センチ、右太もも65センチ、左太もも63センチですね」と笑顔で胸を張った。名門・常総学院で4番を担い、高校通算58本塁打。今夏の茨城県大会では4試合で14打数3安打と本来の調子ではなかったが、2発7打点と爆発力を見せた。担当の内田スカウトも「長打力は高校生離れしている」と評した大砲候補だが、その“怪力伝説”も驚異的だった。

高校通算58本塁打。数々の伝説をつくってきた。2年春のある日の朝練習。ティー打撃で豪快なスイングで放った打球は目の前のネット、網のフェンスを突き破り、さらにその後ろの強化ガラスも貫通し、割れたという。フリー打撃ではバックスクリーン上にあるアウトの表示の部分に打球が直撃したことも。1年冬にはスイングスピードが165キロを計測し「常総のバレンティン」という異名も付いた。

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