福岡ソフトバンクは、ドラフト3位で指名した、先日行われた社会人野球日本選手権で優勝した新日鉄住金かずさマジックの岡本健投手に指名あいさつを行った。
最後に社会人の頂点
岡本投手は神戸国際大附時代から注目されたが、ケガなどが多く社会人でのプレーを選択した。そのときに3年でプロ入りすることを宣言し、今年3年目でドラフト3位指名でプロ入りした有言実行の投手だ。
先日行われた社会人野球日本選手権でも、初戦は先発で5回1/3を投げて8奪三振も5安打3失点、しかし準決勝ではリリーフで3回2安打3奪三振無失点、決勝でも1回1/3をノーヒット4奪三振で無失点に抑えてMVPを獲得した。社会人NO1という称号まで手にしてのプロ入りとなった。
リリーフを希望
この日は永山スカウト部長のあいさつを受けたが、岡本投手は「先発よりも後ろの方で投げさせてもらいたい。抑えというほど球は速くないので、セットアッパーがやりたい」と言い切った。そして2011年にプロ入りし2012年に新人王を獲得した千葉ロッテ・益田投手の最多登板記録「71」を超えたい、と目標を口にした。
セットアッパーを希望する選手は少ないが、岡本投手は都市対抗でも4試合にリリーフで登板した事もあり、自信とやりがいを感じているようだ。摂津正投手がセットアッパーで活躍して、先発に転向して勝ち星を積み上げている事もあり、その道を進むかもしれない。
岡本、鉄腕宣言 - 西日本スポーツ:2013/11/12
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