ソフトバンク、石川昂弥選手の1位指名が急浮上

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福岡ソフトバンクは、前日のスカウト会議で1位指名候補を決定し、王会長が「何個来るかな。空くじしかないのはつまらないからな」と話して大船渡の佐々木朗希投手の指名をにおわせた。しかし、その選手が東邦の石川昂弥選手だった可能性があると西日本スポーツが報じた。

当日になっても「99%変わらない」

前日のスカウト会議で1位指名選手を決めた王会長は、もうアウトラインは出来ていたからね。公表してもいいけど、しない」と話し、選手名は明かさなかった。そしてその選手はドラフト当日となっても「99%変わらない」と話していた。

「何個来るかな。空くじしかないのはつまらないからな」と話し、これまで三笠GMなどが視察し、絶賛のコメントを送り続けてきた佐々木朗希投手が有力とにおわせ、各紙も佐々木投手が有力と報じているものの、地元の西日本スポーツでは、佐々木投手が有力としながらも、補強ポイントを考えると、東邦の石川昂弥選手だった可能性があると1面で報じている。

ソフトバンクでは、2011年の武田翔太投手から8年連続でドラフト1位は右投手の指名が続いている。しかし、2017年は清宮選手、2018年は小園選手と、チームでベテランぞろいとなっている野手の獲得を目指していることは明らかで、結果的に右投手の指名となっているが補強ポイントは野手とみられる。

そして今年もポスト松田となりそうな石川選手を1位指名し、野村選手、増田選手などと競わせて育てていく可能性もある。石川選手には中日が1位指名を公表しており、東北楽天も1位指名の可能性がある。王会長の「何個来るかな。空くじしかないのはつまらないからな」の発言もミスリードを誘うものだが、決して嘘ではない。

王会長は「最後の最後まで分かんない方がいいだろ?みんなドキドキしながら。自分たちで推理っていうか、ファンの人がこうかな、ああかなってね」と話しており、答え合わせではサプライズが待っているかもしれない。ソフトバンクの指名でドラフト会場から大きな驚きの声が挙がることになるか注目される。

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石川、急浮上 西日本スポーツ1面 2019/10/17

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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