ソフトバンクがドラフト5位の慶応大・柳町達選手と仮契約、東京六大学全試合出場

福岡ソフトバンクドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

福岡ソフトバンクは、ドラフト5位で指名した慶応大・柳町達選手と、契約金4000万円、年俸780万円で仮契約を交わした。柳町選手は東京六大学リーグで1年生の春の開幕戦から出場し、4年秋まで102試合すべてに出場した。

リーグ通算113安打

成績を残さなければいけないし、ケガもあれば病気も疲れもある。その中で試合に出場し続ける事も、プロ野球選手として一流になる条件の一つだ。

慶応大の柳町達選手は、慶応高校から大学に入学すると、1年生春の1試合目、法政大との試合で7番センターで出場すると、いきなり2ランホームランを放つなど5打数2安打3打点の活躍を見せた。そしてそれから4年生の秋の早慶戦3回戦まで102試合、すべての試合に出場を続けた。これは高橋由伸選手以来の記録となる。

柳町選手は「試合に出るという事は、学校の代表。それなのに防げる負傷で離脱すればチームに迷惑がかかる。チームが負けたらどういう顔をすればいいかわからない。注意してやってきた」と、チームのためにケガに細心の注意を払いながら4年間プレーしてきた。そして体調管理でも加湿器を用意し、常にマスクを着用するなどしてきた。「体の強さが持ち味でもあるし、大学で1度も風邪をひいていません」と話した。

そして出場を続けた事で成し遂げた通算113安打という数字、そして4年間成長を続けた事で成し遂げた4年秋の日本一、それらすべてが柳町選手の体の強さがあってこそのものだ。

担当の福山チーフスカウトは「よく5位まで残っていた。秋山のようになる可能性を秘める。現時点では打撃で教える事はないかも。広角に打てて、初対戦の投手でも苦にしない」と評価した。福岡ソフトバンクは柳田選手の他、中村選手、上林選手などがいるが、柳田選手は故障が多くなってきており、中村選手、上林選手も外野手として固定されていない状態が続いている。福田選手のFAでの移籍が確実となる中で、柳町選手は外野の控えには甘んじない。プロでも開幕戦からスタメンで出場でき、一度スタメンとなったら最後まで譲らない力を持っている。

来年は少し早く始まる開幕戦で、「柳町」の名がコールされているのではないかと思う。

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柳町、慶応魂で開幕1軍狙う 西日本スポーツ紙面 2019/11/23

 

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