ソフトバンクドラフト3位・津森宥紀投手が仮契約、インコース攻めで甲斐野投手とリリーフに

津森宥紀

福岡ソフトバンクは、ドラフト3位で指名した東北福祉大の津森宥紀投手と、契約金6000万円、年俸1100万円で仮契約を交わした。ソフトバンクのリリーフ陣に新たなタイプの投手が加わる。

甲斐野に続く

福岡ソフトバンクは2018年のドラフト会議で1位・甲斐野央投手、2位・杉山一樹投手と大学、社会人で主にリリーフで投げていた投手を1位2位指名して話題となった。そして甲斐野投手は65試合に登板し26ホールドを上げ、侍ジャパンのトップチームでも世界レベルの投球を見せた。杉山投手は故障のため離脱したものの、来年に非常に期待できる投球をファームで見せている。

そして今年のドラフト会議でも、力のあるリリーフを獲得した津森宥紀投手は右サイドから149キロの速球を投げ、右バッターのインコースにもスバズバと攻めてくる。高橋礼投手がアンダーハンドから速い球を投げ、今年12勝を挙げて新人王に輝いたが、津森投手はそれよりも速い球をインコースに集めるケンカ投法タイプ、福山チーフスカウトも「うちにいない貴重な右サイド。ケンカ投法は勝ちゲームのセットアッパーむき。近い将来、大事な試合を任せられる即戦力になってほしい」と話す。

津森投手が最も注目されたのは昨年の大学野球選手権、準々決勝の白鴎大戦で先発をすると、9回3安打7奪三振で、8回まで無失点に抑え9回1失点完投勝利を挙げた。そして次の日の準決勝・慶応大戦で5回途中からリリーフで登板すると、4回2/3を2安打6奪三振無失点に抑える投球を見せた。そして国際武道大との決勝戦でもリリーフで3イニングを投げて1安打2奪三振無失点、大学日本一に輝き最優秀投手を獲得、18回2/3を投げて2勝、防御率0.00の見事な投球だった。

その後、侍ジャパン大学代表でも投げると、今年はチームの柱として先発などもしたが、昨年の疲労もあってか、思うような投球ができていなかった。しかし、先日の明治神宮大会では東海大戦で7回途中から登板し、打者12人をノーヒットに抑えて6奪三振、昨年の圧倒的な投球がよみがえってきていた。

ソフトバンクでは通算ホールド96を挙げる森投手へ弟子入りし「体のケアや試合の入り方。モチベーションやコンディション作りを聞きたい」と話す。甲斐野投手とは2018年の大学代表でチームメイトで、甲斐野、津森の強力リリーフ陣で福岡ソフトバンクの連覇に貢献しそうだ。

侍ジャパン大学日本代表(2018)選手一覧
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死球も恐れない。打者の胸元を突く速球と手元で浮き上がるような球筋が持ち味だ。福山スカウトチーフは「うちにいない貴重な右サイド。ケンカ投法は勝ちゲームのセットアッパーむき。近い将来、大事な試合を任せられる即戦力になってほしい」と期待した。


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