【独自の評価で単独1位指名】まさかの単独1位で念願のエース獲得、王会長も「久々に満点」

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福岡ソフトバンクは2016年に田中正義投手を抽選で獲得してから、2017年から2020年までに7度抽選を外していた。そして今年も事前に風間球打投手の1位指名を公表し、迎え撃つ態勢だったが公表したことが功を奏した。

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久々に満点

ドラフト会議を終え、王会長から本音が漏れた。「今年は久々に満点と言える結果になったんじゃないかな」と話した。

2017年には清宮、安田、馬場、2018年には小園、辰巳、2019年には石川、そして2020年には佐藤輝の抽選を外した。4年間で7度の抽選失敗はさすがの王会長にもこたえたことだろう。それでも、結果的に甲斐野央投手や井上朋也選手が獲得でき、各年のドラフト会議後には、「良いドラフトだった」と話していた。

そして今年も、最も注目された高校BIG3の中から風間球打投手1位指名を決め、事前に公表をした。風間投手なら1位指名を公表されても1位指名をする球団があると見られ、ソフトバンクも抽選に備え、抽選者を決めるなど準備をしていたが、まさかの単独1位指名となった。

王会長は「名前の通り、野球をやるために生まれてきた子ではないかと思う。まずは球団を代表する投手になって、今はWBCとかもあるので、世界に羽ばたいて行ける投手になってほしい」と話した。

福岡ソフトバンクは育成出身の千賀投手がエースとなり、1位指名の東浜投手、武田投手、ベテランの和田投手などで黄金時代を作ってきたが、ドラフト上位で野手やリリーフ投手の指名が多くなり、エース格の投手が少なかった。念願のエースの獲得となる。

課題の外野手も

2位では正木智也選手、4位で野村勇選手と、即戦力外野手2名を指名したことも状況を伺わせる。柳田選手、栗原選手の2人は球界を代表する選手だが、グラシアル選手が離脱し、バレンティン選手が力を出せずに終わり、チームは4位となった。内野手もベテランとなっているが、外野手の3人目も補強ポイントで、これまで佐藤直樹選手や笹川吉康選手、柳町達選手をドラフト上位で指名している。

長打力もある正木選手、遠投120mの肩と50m5秒台の足を持つ野村選手と、タイプの違う二人で、外野手のもう一つを埋めることを期待する。

また育成では14人を指名し、これまでも育成指名は多かったが、過去最多の指名となった。藤野恵音選手や井崎燦志郎投手、加藤晴空選手、三代祥貴選手など、基本的に高校生、特に地元九州の選手が目立つが、昨年のオリックスのように、仙台大の川村友斗選手や東北福祉大の三浦瑞樹投手といった実力のある大学生も指名している。

今年で工藤監督が退任し、小久保監督体制になるのが有力と見られるが、次世代のソフトバンクは風間投手、正木選手と共に、この14人から飛び出してくる選手と作り上げていく。

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王会長のコメントは西日本スポーツより

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