埼玉西武は、西日本工業大の150キロ左腕・隅田知一郎投手をドラフト1位指名することを渡辺GMが公表した。
満場一致
西武はこの日、渡辺GM、、飯田本部長、居郷球団社長、辻監督も参加し、編成会議を行った。その中で西日本工業大の隅田知一郎投手をドラフト1位指名することを決めた。
渡辺GMは、「今のうちの戦力を鑑みた中で、このピッチャーしかいないなというところ。リストに挙がった選手の中では1番の評価。これは満場一致の評価で、ポテンシャルの高さもありますし、ゲームをしっかり支配できる」と話し、隅田知一郎投手投手を評価した。
埼玉西武は右の先発で高橋、今井、松本の3投手が活躍するも、最近のドラフトで指名した左の浜屋投手や佐々木投手が実力を出せていない。渡辺氏も「左の先発ローテーションに入っているピッチャーがいないですし、彼の実力で普通に投げれば戦力になると思っての指名」と話す。
10月3日には隅田投手の今季最後の登板を視察し、「ランナー出したときでもしっかりそこを切り抜けるすべを持っている。ピッチングができる投手なので、そういうところの相応的な評価で彼に決めました」と決断の理由を話した。
12球団で今年初となるドラフト1位指名の公表、埼玉西武は2019年は佐々木朗希投手の1位指名を公表したが、昨年は行わなかった。公表した理由について渡辺氏は「その理由は言う必要はないと思っている」と話した。
隅田投手については、ドラフト1位候補として最上位ランクに持ってきている球団もあると見られ、この公表により引き下がるレベルの選手ではないと思うが、他球団の動向が注目される。
指名が重複する可能性は高いと見られる。渡辺氏は2009年に菊池雄星投手、2010年に大石達也投手と、2年連続で6球団の抽選で当たりくじを引いたが、2012年には東浜投手の3球団、2017年には田島投手の2球団の抽選を外している。抽選となった場合について渡辺氏は「もう使い果たしている。多分無い」と自らくじ引きをすることは否定した。


西武が、12球団で最初に今年のドラフト1位指名選手を公表した。8日、編成会議(場所非公開)を開催。リモート取材に応じた渡辺久信GM(56)が、西日本工大の最速150キロ左腕・隅田知一郎投手(4年=波佐見)を1位指名することを明言した。「今のうちの戦力を鑑みた中で、このピッチャーしかいないなというところ。リストに挙がった選手の中では1番の評価。これは満場一致の評価で、ポテンシャルの高さもありますし、ゲームをしっかり支配できる」と評価を語った。




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