千葉ロッテ・ドラフト4位の明桜・山口航輝選手は二刀流封印

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千葉ロッテがドラフト4位で指名した、明桜高の山口航輝選手に指名あいさつを行った。投手としての146キロを投げるが、二刀流を封印し右の強打者を目指す。

吉田投手と対戦

千葉ロッテの永野チーフスカウト、井辺スカウトから指名あいさつを受けた明桜・山口航輝投手は、「改めてプロ野球選手になるんだという実感が湧いた。自分の持ち味でもあるフルスイングで、プロの世界でも力を出し切りたい」と話した。

山口投手は高校2年で146キロを記録し、秋田大会決勝で吉田輝星投手に投げ勝ち、エースとしてチームを甲子園に導いた。その試合で右肩を脱臼しその後の登板はなかったが、今夏の秋田大会前にも登板はしており、夏の大会後も肩の調整はしていたという。しかし、「早くチームの力になって、ホームラン王になれるように頑張りたい。」と話した。

二刀流について「やりたい気持ちは変わらないけど、バッターとして勝負したい」と話し、少し投球への気持ちも見せた。しかし永野チーフスカウトから「打者としても筋力があるし、脚力もある。ホームランバッターになってもらいたいのもあるけど、ゴムまりのように弾む脚力も魅力的で、秋山さんのように30本、30盗塁も可能なんじゃないか」と話され、50m6.3秒の足も磨き、野手としての可能性を開いていくことになりそうだ。

外野などを守るが、DH以外であれば肩は必要になり、投げられなくなれば選手生命にもかかわる。とにかく肩を直し、外野手で出られるようにしてほしい。そして、調子が良い時に投球練習もしてほしいと思う。その投球で二刀流の可能性も出てくるのではないかと思う。

2018年ドラフト会議 指名選手一覧

まずは打者でトップを目指す。2年時には最速146キロ投手として、金足農の吉田輝星(こうせい)投手(3年)らと争ってきたが、ロッテが高く評価したのは長打力と俊足だ。永野チーフスカウトは「打者としても筋力があるし、脚力もある。ホームランバッターになってもらいたいのもあるけど、ゴムまりのように弾む脚力も魅力的で、秋山さんのように30本、30盗塁も可能なんじゃないか」と大きな期待を寄せる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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