東京ヤクルトが京産大・岩橋慶侍投手をリストアップ、左腕投手の補強を目指す

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 東京ヤクルトが京産大の岩橋慶侍投手など、左腕投手を指名候補として挙げているようだ。

リーグ通算29勝でプロ11球団が注目

 岩橋慶侍投手は185cmの大型左腕投手で最速でも141km/hと球速はあまりでないが、やや低い位置から出るコンパクトな腕の振りから、左バッター右バッターのインコースに攻めたあとに、大きく曲がるスライダーで空振りを奪える投手。今春のリーグ戦では8勝を挙げるなど、現在リーグ通算29勝を記録している。

 プロも早くより注目しており今秋のリーグ戦では11球団のスカウトが視察し、オリックスや福岡ソフトバンク、阪神などがリストアップしていると見られる。

東京ヤクルトは中継ぎ左腕投手の補強を目指す

 スポーツニッポンでは東京ヤクルトの球団関係者が「中継ぎの左腕は久古と江村くらい」と話したという。先発では村中恭平投手や赤川克紀投手などがいるが、リリーフの左腕の層が薄いとチーム状況を分析しているようだ。今年の即戦力左腕のドラフト候補としては横浜商大の岩貞祐太投手を筆頭としているが目立つ候補は少なく、京都学園大の白濱尚貴投手、横浜商大・西宮悠介投手、東洋大・能間隆彰投手、東海理化・金平将至投手などが挙げられる。

 岩橋慶侍投手はどちらかというと先発型で、また他球団の評価も高い投手である事から、他にもHonda鈴鹿・濱矢廣大投手や新日鐵住金鹿島・山崎洋投手なども候補として挙げていそうだ。

 今年は最下位に沈んだものの、ドラフト1位の石山泰稚投手やドラフト4位の江村将也投手がリリーフとして定着し、ドラフト2位の小川泰弘投手は16勝を挙げるなど大成功のドラフト会議だった東京ヤクルト、2012年のドラフトがチームが強くなる転機となる可能性が高く、2013年のドラフトでも成功できればまた常にAクラスにいるチームになれる。

  ヤクルトが24日のドラフト会議で「隠し玉」として京産大・岩橋慶侍(けいじ)投手(22)の指名を検討している。

 中央球界では無名だが、最速141キロながら球の出どころが見づらい小さなテークバックが特長の1メートル85の長身左腕。関西六大学リーグで史上5人目となる通算30勝にあと1勝に迫っており、達成すれば京産大では平野佳寿(オリックス)以来2人目の快挙。京都すばるでは甲子園出場経験こそないが、京産大では2年秋からエースを務め、今春リーグ戦では8勝をマークして2季連続優勝に貢献した。球団関係者は「中継ぎの左腕は久古と江村くらい」と話すなど、救援左腕の補強が急務となっている。

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