東京ヤクルト、創価大・田中正義投手をスカウト2人態勢でマーク

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創価大出身の小川泰弘投手が活躍する東京ヤクルトは、後輩の田中正義投手についてスカウト2人態勢で追う事を決めた。

初めての2人態勢

鳥原チーフスカウトは「2人で見ていくというのは、初めての事」と話し、異例の態勢で田中正義投手のマークをすることを明かした。そして「多くの情報を集めたい」と話し、12球団がドラフト1位で追う投手だが、少しでも他球団より多くの情報集める意向を示した。

田中投手については、「怪物。ヤクルトの先発ローテの一角を狙える能力を持っている。江川みたいに入団してすぐに活躍できる」と評価、大学生や社会人投手を即戦力として評価し、時には1年目に10勝できるとコメントする事もあるが、田中投手はその確実性が高いと話した。

創価大にもすでに誠意を見せており、田中投手がチームの練習を開始する1月9日の1日前にスカウト3人で訪れ、創価大の岸監督にあいさつを行った。田中投手の姿は見られなかったが「始動の日だと他球団も来る。前日だったら一番に挨拶ができる」と話した。

 

1位指名は

東京ヤクルトは山田哲人選手などの強力打線に比べ先発投手が課題と言われる。しかし1番センターやショートのポジションも毎年のように補強ポイントに挙がってくる。昨年は投手よりもセンターを優先し、高山俊選手を1位で指名したが獲得できず、先発投手の原樹理投手を指名した。そして今年は遊撃手として日大の京田陽太選手の獲得を狙っており、京田選手も外れ1位で競合する可能性がある有力選手の一人。

1年目から10勝できる投手を狙うか、それとも補強ポイントを埋めることができる選手を狙うか、ドラフトまでの情報収集と、ペナントレースでもチームの戦いぶりで決めていく事になりそうだ。

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ヤクルトつよーい正義感 日刊スポーツ紙面 2016/1/9

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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