東京ヤクルトのドラフト8位・吉田大成選手が仮契約、背番号6獲得を目指す

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東京ヤクルトは、ドラフト8位で指名した明治安田生命の吉田大成選手と、契約金2200万円、年俸700万円で仮契約を交わした。背番号は66となった。

根尾選手逃し

東京ヤクルトは今年のドラフト会議で、課題である遊撃手として、大阪桐蔭の根尾選手の1位指名を事前に公表して1位指名した。しかし抽選で外すと即戦力投手の指名に切り替え、2位以降も遊撃手の指名はしなかった。そして、ドラフト8位でようやく遊撃手の吉田大成選手を指名、今年の本ドラフト会議の全体の最後の指名選手となった。

吉田選手は佼成学園出身で、明治大に進むと3年秋からショートのレギュラーとなると、素晴らしいフットワークからの柔らかい守備を見せた。また打撃でも4年秋に打率.429でリーグ2位となる成績を残した。明治安田生命では持ち前の安定した守備を見せていた。

背番号は66となった。ヤクルトでは宮本ヘッドコーチが付けていた背番号6が、2014年から空き番号となっており、その背番号獲得を目指して競争をしている。吉田選手も「宮本さんに守備のことをたくさん聞きたい。6番を背負ってスワローズの顔になれる存在になりたい」と話し、背番号6の獲得競争に名乗りを挙げた。

ヤクルトのショートは廣岡選手が今年初めに期待されたものの、終盤は西浦選手が守った。また今年のルーキー・宮本丈選手も今年はサードで終盤に活躍を見せており、来年はショート争いに入ってくる。セカンドの山田選手は固定されるが、ショート、サードが固定しないチームの中で、吉田選手も加わってレベルの高い三遊間が生まれることを期待したい。

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宮本が13年に現役引退して以降は空き番号。宮本コーチはドラフト会議前、球団が1位入札を公表した根尾(大阪桐蔭→中日)について「つけてもらえませんか…とお願いしたいぐらい」と話していたが、球団は交渉権獲得を逃した。吉田は「宮本さんに守備のことをたくさん聞きたい。6番を背負ってスワローズの顔になれる存在になりたい」と、代わって受け継ぐことを誓う。

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