ヤクルト、ドラフト1位指名の奥川投手に異例の仮契約前の面談実施

東京ヤクルトドラフトニュース 2019年ドラフトニュース

東京ヤクルトはこの日、ドラフト1位指名の奥川恭伸投手のいる星稜に、橿渕スカウトグループデスク、担当の阿部スカウトが訪問し、仮契約前の異例の面談を行った。

育成プラン作成のため

星稜高校を訪問し、奥川投手と面談をした橿渕スカウトグループデスクは、「育成のガイドラインについて話させてもらいました。今どんな練習をしているのかを見たかったので」と話し、目的の説明をした。

通常は入団のための合意や仮契約をするまでは入団したことにならないため、練習プランの作成などはその後に行うが、甲子園準優勝の154キロ右腕という大物の奥川投手という事もあり異例の対応となった。東京ヤクルトでは高校生投手育成のガイドラインを2017年から運用しているが、奥川投手については即戦力として評価しており、本人の意見を聞いたうえで専用のプランを用意するという。

まさに超大物の入団に備え、着実に準備して行こうというのが分かる。奥川投手は今年の夏やU18代表の時のような投球ができれば、1年目から2ケタ勝利もできるだろう。ただし、3月から10月まで休みなしに1年間野球を続けるという経験はなく、レベルの高いプロ1軍で好投を続けるというのはかなりの体力と精神力が必要になる。

すごい球を投げるのは間違いないだろう。それでも今年1年でもさらに成長をしており、まだ伸びしろを持っていると思う。まずは1年目は高望みせず、調子の良い時期に1軍を経験してゆき、1年間戦える体力と精神力を備えてから2年目に勝負をしてほしいというのが個人的な思いだ。

2019年度-高校生投手のドラフト候補リスト

目的は、育成プランをつくるための情報収集にある。練習後には、担当の阿部スカウトを交えて約20分間の三者面談も行い、2017年から運用している高卒投手の育成ガイドラインを説明。球団は既に奥川の投球レベルを即戦力と評価しており、本人の声を聞いた上で専用のプランを用意する方針だ。

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