ヤクルトが新入団選手発表、選手の推定年俸・背番号と活躍の予想

東京ヤクルトドラフトニュース2019年ドラフトニュース

東京ヤクルトはドラフト会議で指名した8選手の入団発表を行った。選手の推定年俸、背番号、プロでの活躍する姿の予想などをします。

ヤクルト2019年入団選手一覧

順位 選手名 位置 出身 身長体重 投打 契約金 年俸 背番号
1 奥川恭伸 星稜高 184/82 右右 10000 1600 11
2 吉田大喜 日本体育大 175/80 右右 7500 1200 28
3 杉山晃基 創価大 182/84 右左 5500 800 35
4 大西広樹 大阪商業大 175/83 右右 4700 720 44
5 長岡秀樹 八千代松陰 175/74 右左 2500 500 58
6 武岡龍世 八戸学院光星 178/77 右左 2200 480 60

 新人選手の横顔

ドラフト1位・奥川恭伸選手 期待度1年目:☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

夏の甲子園準優勝、U18代表のカナダ戦で限られた球数の中で18奪三振。体をフルに使わなくても150キロ台の速球が投げられ、文字通り多彩な変化球を全てコントロールできる。プロ1年目から10勝を期待できる。ただし、高校生投手ということで体力面での課題はあるのと、あとはマウンド上で回りを気にする所が多く、ランナーの足を絡められた所でも落ち着いた投球ができるか。1年目は5,6回を投げながら打線の援護があれば8勝前後、援護が無くても規定投球回数ギリギリで防御率3点台前半という感じか。

ドラフト2位・吉田大喜選手 期待度1年目:☆☆☆☆ 3年目:☆☆☆☆☆

150キロを越し、伸びるストレートとスプリットで、日米大学野球でほぼ完ぺきなリリーフを見せた。先発としても制球力が良く、大学では7回くらいまでを無失点に抑える力があった。プロではリリーフ、先発の適性を見極めながらという事になりそうで、どちらかに定着をしたら、そこでしっかりとした結果を残しそう。奥川投手が注目されるだろうが、さすが大学卒というピッチングでファンを納得させるのは間違いないと思う。

ドラフト3位・杉山晃基選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆☆

150キロ中盤の速球を投げる右腕で、ポテンシャルの高さはドラフト1位候補にも匹敵する。ただし、大舞台では投球が乱れる所もあり、速い球と変化球を持っているが簡単に失点するところがある。1年目は打たれてしまうポイントを探すために課題を見つける事をし、2年目以降に育ってゆきたい。うまくいけば千賀投手にもなれる可能性があり、0か100かの投手だと思う。

ドラフト4位・大西広樹選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

大学のリーグ戦で27勝を挙げ、全国の大会でも常連だった大学野球を代表する投手。変化球が多く、ストレートとのコンビネーションで打ち取る。ただ個人的にはいつも物足りなさを感じた投手で、球速は中心は143キロくらいのところ、制球もまずまずという感じの投球が多かったように思う。実績があるため1年目から期待されるかと思うが、球速のベースと上げて、力のある球を持つ事で自信をもって他の変化球を投げられるようになりたい。

ドラフト5位・長岡秀樹選手 期待度1年目:☆☆ 3年目:☆☆☆

甲子園には出場しなかったが、出ていたらもっと注目されたかもしれない。ショートの守備は足周りがしっかりとしており、低い姿勢で打球に入って安定した送球ができる。打撃でも千葉大会で見せたホームランなどパンチ力もあり、足と共に将来の1番バッターを期待したい選手。

ドラフト6位・武岡龍世選手 期待度1年目:☆ 3年目:☆☆☆

U18でもショートを守った選手で、打球へのチャージなど守備の速さと鋭さがピカイチ。ただしプレーの種類が少ない所が課題。人工芝の神宮球場ならばそれでも良いが、ショートとしては不安な面もあり、同じく鋭さのある打撃や足を生かすため、サードや外野に転向をしていくのではないかと思う。打撃でも変化球の対応など課題はあるが、思い切りの良さからの長打は非常に優れており、塁に出てからの攻撃的な走塁は大きな武器になる。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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