ヤクルトのドラフト1位・松下歩叶選手が仮契約、背番号は6でポスト宮本慎也を襲名

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東京ヤクルトからドラフト1位で単独指名された法政大学の松下歩叶(あゆと)内野手(22)が11日、東京都内の明治記念館で入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円(金額はいずれも推定)の最高条件で仮契約を結んだ。背番号は、球団OBでレジェンドの宮本慎也氏がつけた「6」に決定。大学で主将を務めた右の大砲が、1年目からの「開幕スタメン」を力強く誓った。

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背番号「6」の重み受け止め「開幕スタメン目指す」

仮契約を終え、松下歩叶選手はプロとしての第一歩を踏み出した。注目の背番号は、球団史に残る名遊撃手・宮本慎也氏が背負った「6」に決定。「すごく重みがある、責任のある番号」と、その意味を噛み締めた。

宮本氏といえば、アテネ五輪などで日本代表の主将を務めた球界のレジェンド。奇しくも松下選手も大学日本代表で主将を務めており、そのリーダーシップも高く評価されている。「将来的には代表チームでキャプテンができるようにやっていきたい」と、偉大な先輩の背中を追う覚悟だ。

そしてその記録も追う。宮本氏は通算で2133安打を放っており、ショートの名手でもあった。松下選手はプロでは、メジャー挑戦する村上選手が抜けた三塁や、二塁のレギュラー候補として期待がかかる。「まずはキャンプからしっかりとアピールをして、開幕スタメンは、まず一つ目の目標」と、池山新監督のもとで1年目から定位置を掴み取ることを力強く宣言した。

日本一以降に成績が低迷しているヤクルトに、池山監督と松下選手という新たな軸が入ったことで、チームが生まれ変わる期待が膨らむ。まずは1年目にレギュラーを掴むための成績を残し、そして徐々に主将として松下選手のチームにしていくことができれば、チームは浮上すると思う。

松下 歩 叶 プロフィール

  • 氏名:松下 歩叶(まつした あゆと)
  • 所属:法政大学 4年
  • 出身:桐蔭学園高校
  • ポジション:内野手
  • 投打:右投右打
  • 身長・体重:181cm・87kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト1位(ヤクルト)。契約金1億円、年俸1600万円(推定)。日米大学野球MVP。東京六大学リーグ通算13本塁打。背番号は「6」に決定。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
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httpss://www.daily.co.jp/baseball/2025/11/12/0019695048.shtml

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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