ヤクルトのドラフト5位・鈴木蓮吾投手が仮契約・背番号は「49」、ロッテ1位・石垣投手にライバル心

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東京ヤクルトからドラフト5位指名を受けた東海大甲府高校の最速149キロ左腕・鈴木蓮吾投手(18)が12日、甲府市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金3000万円、年俸500万円(金額はいずれも推定)で合意した。背番号は「49」に決定。将来の先発ローテーション入りを期待される逸材は、球団OBの村中恭兵2軍投手コーチや憧れの奥川恭伸投手らと共に、偉大な左腕・杉内俊哉氏(元ソフトバンクなど)らを目標に成長を誓った。

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背番号「49」に決定、目標は杉内&和田

仮契約を終え、鈴木蓮吾投手はプロ入りへの決意を新たにした。背番号は「49」に決まり、「プロで49といったら、自分の名前が挙がるような番号にしたい」と活躍を誓った。

スピンの効いた直球が魅力の左腕に対し、球団の期待も大きい。担当の押尾スカウトは、ソフトバンクなどで活躍した杉内俊哉氏、和田毅氏の2人のレジェンド左腕の名前を挙げ、「なってほしいのは杉内、和田。球の質とか、柔らかさとか、目指すはそういうタイプ」と、その将来像を重ねた。

東京出身の鈴木投手は、高校3年間を親元を離れて山梨で過ごした。契約金の使い道については「両親と一緒にご飯を食べに行きたい」と初々しく笑った。

“下克上”誓う、ロッテ1位・石垣に「負けたくない」

プロの世界では、指名順位は関係ない。鈴木投手は、同じ関東地区のライバルである健大高崎からロッテに1位指名された石垣元気投手への対抗心を燃やした。高校3年間で対戦はかなわなかったが、「意識はしているし、負けたくない」とキッパリ。「高校での経験は劣っているけど、プロに入ったら(指名順位は)関係ない。自分が一歩、リードしたい」と、“下克上”を宣言。世代トップの称号を目指し、プロの世界に飛び込む。

山梨学院や日本航空石川といった全国クラスのチームがひしめく山梨で、鈴木投手は1年時に甲子園のベンチ入りをしたものの、2年、3年では素晴らしい投球を見せたものの甲子園出場はならなかった。体は大きくないがそのストレートは低めに突き刺さる威力のある球で、活躍が非常に期待される。

鈴木 蓮吾 プロフィール

  • 氏名:鈴木 蓮吾(すずき れんご)
  • 所属:東海大学付属甲府高校 3年
  • 出身:東京都大田区
  • ポジション:投手
  • 投打:左投左打
  • 身長・体重:177cm・70kg
  • 主な特徴や実績:2025年ドラフト5位(ヤクルト)。契約金3000万円、年俸500万円(推定)。最速149キロの本格派左腕。背番号は「49」。ロッテ1位・石垣元気投手へのライバル心を燃やす。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
東京ヤクルトスワローズのドラフト指名予想
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httpss://www.sanspo.com/article/20251112-CSGJMHIGI5JODAK3YEOSBJNYGY/?outputType=theme_swallows

httpss://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/11/13/articles/20251112s00001173408000c.html

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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