阪神、ドラフト1位は早大・有原航平投手有力、ドラフト上位3人は投手も

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 阪神は17日に行われた首脳陣による拡大編成会議でドラフト会議の指名についても話し合ったが、中村GMは「上位は全部ピッチャーになるかもしれない」と話した。中でも早大・有原航平投手は春からトップ評価をしており、今月末に中村GMが早大vs明大の試合を視察し最終判断する。

社会人野手に候補も上位は投手に

 球団社長、本部長、そして中村GMによって話し合われた拡大編成会議について、中村GMは「野手に関して円卓の中で話したが、社会人の野手が3人ほどいるけど、全部ピッチャーになるかもしれない」と話した。

 昨年より先発投手陣の高齢化や外国人頼りの状態が指摘されていたが、ドラフト会議で大瀬良大地投手を外し、FAでも思うような補強もできなかった。今年もここへきてエース能見投手やメッセンジャー選手が敗れるなど課題が見えている。

 その状況を見ての発言だとみられるが、即戦力投手が最重要ポイントなのは変わらない。今年は早大・有原航平投手と済美・安楽智大投手の二人を1位候補として注目しているが、中村GMが今月末に有原投手を確認し、状態がひどくなければドラフト1位指名という事になりそうだ。

 ちなみに社会人野手の候補としては、日本新薬の倉本寿彦選手やJX-ENEOSの石川駿選手、東京ガスの遠藤一星選手などが候補に挙がってたのではないかと思う。

 

上位は投手を揃える

 1位は有原投手か安楽投手だったとして、2位、3位でも即戦力投手となると、法大の石田健大投手や明大の山崎福也投手はもちろん、九産大の浜田智博投手や北海道東海大の風張蓮投手、NTT東日本の高木伴投手や三菱日立パワーシステムズ横浜の野村亮介投手なども候補となりそうだ。

 Aクラスに居ながらも終盤の失速でファンの厳しい批判を受けるチームにとって、この時期は長期的な視点よりも短期的な視点になりがちだが、この判断がチームに吉と出るかどうか、答えは数年後になるかもしれない。

ドラ1最有力候補、早大・有原 デイリースポーツ紙面 2014/9/19

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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