阪神が拡大編成会議、来季の外国人獲得やFA、ドラフト戦略など話し合う

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阪神は21日、試合の行われた広島のチームの宿舎で拡大編成会議を開き、来季の補強について金本監督などと話し合いが行われた。

ドラフト戦略も

この日の拡大編成会議では、このオフの最優先補強ポイントとして投手陣の整備が挙がったという。そしてまず、外国人の補強選手候補選手の映像を、金本監督も加わってチェックした。メッセンジャー選手が日本国内でFAの資格を取得し、来年は外国人枠から外れるため、先発、リリーフの投手を1人ずつ補強する方針を決めている。球団幹部は「左の先発と右の抑えを1枚ずつというのが理想」と話した。

また「外国人とFAに関しては幅広く調査していくことになる」と話し、FAではオリックスの西勇輝投手を調査することが分かった。また、ドラフト会議でも即戦力投手の1位指名についても検討しているという。

今季はメッセンジャー選手も含め先発陣に故障者が出た事もあり、防御率は現時点で4.09と悪く、投手陣の補強が最優先となった。新外国人、FAの他、ドラフト会議でも東洋大の上茶谷大河投手、甲斐野央投手、梅津晃大投手が1位候補に挙げられているとみられる。ただし、内野手、外野手で軸となる選手が欲しいこともあり、藤原恭大選手、根尾昂選手なども1位候補として挙がっている。

ドラフト会議時にはまだ、FAや外国人の動きは始まっておらず、その時点で金本監督がどのような決断をするか、太田椋選手、林晃汰選手、野村佑希選手、野村大樹選手、増田陸選手、小幡竜平選手、山下航汰選手などがいると判断し、1位で即戦力投手の指名に行くか、または、投手は外国人やFAでいけると判断し、2位以降で清水昇投手、山本隆広投手、東妻勇輔投手などを獲ると判断して1位で、藤原選手、根尾選手でいくか。

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また「外国人とFAに関しては幅広く調査していくことになる」と同幹部が明かしたように、国内FAに関してもオリックス・西の獲得調査に乗り出す方針。ドラフトでも即戦力投手を1位指名候補に挙げるなど、投手陣の整備が優先課題の一つとなっている。
2位に躍進した昨季はリーグNo.1のチーム防御率3・29を残したが、故障者が続出した今季は125試合を終え同4・09と悪化した。先発陣は2桁勝利を挙げたのが離脱中のメッセンジャーだけ。救援陣も昨季の60試合登板クインテットが崩壊し、守護神のドリスも30セーブはマークしたが、失敗が目立つようになってきている。

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