阪神、JR西日本・佐藤直樹選手、パナソニック・片山勢三選手リストアップ、交流戦を行う

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阪神は社会人野手のJR西日本・佐藤直樹外野手とパナソニックの片山勢三内野手を指名候補にリストアップしていることが分かった。

球団幹部認める

この日、行われたスカウト会議では、ドラフト指名の最終候補リストを約80人に絞り込んだが、その中にJR西日本の佐藤直樹外野手が入っているかを球団幹部が問われると、「入っています」と話した。

佐藤選手は報徳学園出身で、遠投120mの肩があり捕手や外野手としてプレーし、ドラフト候補として注目されていた。また50m5.9秒の俊足もあり、高校3年夏には須磨翔風の才木浩人投手(2016年:阪神ドラフト3位)からホームランを放つなど長打力も魅力的な選手だった。阪神は俊足で3拍子揃った外野手としてリストアップをし、昨年の近本選手に続いて外野の層を厚くしていく方針だ。

また、パナソニックの片山勢三内野手もリストに残っているという。片山選手は九共大で本塁打王に2度輝くスラッガーとして注目され、パナソニックに進むと1年目のスポニチ大会で2本塁打など、年間で6本塁打を放った。176cmだが105kgの体格で、山川選手を彷彿とさせる豪快なスイングを持つ。強打者不足と指摘される阪神が望む右の大砲候補だ。

阪神は2軍が、9月30日にパナソニックと、10月2日にJR西日本と、そして10月3日には大阪ガスと交流戦を行う事が発表され、片山選手、佐藤選手、そして注目している俊足内野手の大阪ガス・小深田大翔選手をチェック機会を作った。タイプの違った社会人野手をそれぞれリストアップし、近本、木浪に続けという所だろう。

2019年度-社会人内野手のドラフト候補リスト
2019年度-社会人外野手のドラフト候補リスト

球団幹部が「(リストには)入っています」と認めた1人がJR西日本の外野手、佐藤だ。地元の兵庫県西宮市出身で、報徳学園3年夏の兵庫大会では須磨翔風・才木(現阪神)から豪快な一発を放った。50メートル走5秒9、遠投120メートルの俊足強肩も兼ね備える。

 もう1人が長距離砲として注目を集めるパナソニックの内野手、片山だ。九州共立大では本塁打2度。社会人へ進んだ昨季は公式戦で最多タイの6本塁打を記録して指名打者部門でベストナインにも輝いた。1メートル76、105キロの恵まれた体格は西武のパ・リーグ連覇に貢献した中村、山川をほうふつとさせる。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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