阪神の渡辺スカウトが、近畿大のスラッガー・佐藤輝明選手と面談を行った。
約15分
阪神は渡辺スカウトが近畿大を訪れ、ドラフト1位候補の佐藤輝明選手と、約15分の面談を行った。
面談後に佐藤選手は何か聞きたかった事はあるかについて取材陣から聞かれると、「特になかったです」とそっけない返事をしたものの、渡辺スカウトは、プロ入り後の姿について、「しっかり活躍して子供に夢を与えられるような選手になりたいですね」というようなことを話したという。
また渡辺スカウトは佐藤選手について、「マイペースというか。田中監督も言われてましたが、スカウトとかが来てもそこまで張り切ってやるとかもない、ということで。自分を持っていて周りの目を気にせず野球に集中できる」と話し、性格の大きさを感じ取り、大きな目標を話す佐藤選手に、「それぐらいの選手なので。それができる選手なので、ここにも来ているので。スケールの大きさとかにも魅力を感じる」と話した。
阪神、1位指名はドラフト当日に決定も
この日は、佐藤選手側の意見を聞くだけで、阪神側が佐藤選手をどう評価しているかについては、「それは言ってないです」と話した。
巨人がドラフト1位指名を示唆する中で、阪神の畑山統括スカウトは「ギリギリまで。そんなに早くそこは決められない」と話し、1位指名選手については、例年通り、ドラフト前日か当日のスカウト会議で、矢野監督が決める形になる。
面談した渡辺スカウトは、ドラフト会議までの佐藤選手が出場する試合を「全部見る予定にしています」と話した。

走攻守のすべてがトップレベルでスター性も十分。阪神はここまで近大のリーグ戦6試合すべてを視察。渡辺スカウトは面談を振り返り「マイペースというか。田中監督も言われてましたが『スカウトとかが来てもそこまで張り切ってやるとかもない』ということで。自分を持っていて周りの目を気にせず野球に集中できる」と内面にも好印象を抱いた。
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