阪神は、蔦村球団本部長が、プロアマ規定違反について謝罪をするとともに、当該スカウトを含む全スカウトに厳重注意を行った。
NPBも注意喚起へ
蔦村球団本部長は、「当球団スカウトが、プロ志望届提出が完了していない選手と面談を行ったことにより、当該選手、当該高等学校ほか関係者のみなさまにご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます」と、謝罪をした。
また、事実確認後に、当該スカウトを含む全スカウトに厳重注意を行い、NPBに報告をしたという。「二度とこのようなことが発生しないよう、管理体制を強化してまいります」と話した。
この報告をうけてNPBは、21日の代表者会議で注意喚起を行うことを明らかにした。
一連の騒動はこれで集結し、ドラフト会議へと向かう。ただし、プロアマの壁は、以前よりはかなり改善されているものの、ドラフト候補選手とスカウトだけでなく、プロ野球選手が、高校、大学の選手にふれあい、気軽に教えることができないというのも、やはり異常な状況といえる。
ルールを守る中で、現在の状況の甘んじることなく、さらに野球が継続して発展して行けるように、プロアマの壁をさらに無くしていくことは必要だろう。


「当球団スカウトが、プロ野球志望届の提出が完了していない選手と面談を行ったことにより、当該選手、当該高等学校ほか関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまい、深くおわび申し上げます。当球団としては、事実確認後速やかに当該スカウト及び全スカウトに対して厳重注意を行うとともに、改めてルール遵守の徹底を通知したうえ、日本野球機構(NPB)に経緯を報告しております。今後二度とこのようなことが発生しないよう管理体制を強化してまいります」

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