早大・杉山翔大選手が4打点、阪神など4球団が視察

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 東京六大学リーグの早大vs法大の試合では早大の4番・杉山翔大選手が4打数3安打、4打点を記録して法大に6-3で勝利、杉山選手は今季、打率.400、13打点、2本塁打で現在打撃3部門でトップ、最終節の早慶戦で3冠を決めてプロ入りを目指す。

 しかし早慶戦はドラフト後の27日からで、ドラフト会議前の試合はこれが最後、3冠王手の大活躍はプロへの大きなアピールとなった。

 この試合には阪神など4球団のスカウトが視察、阪神の平塚克洋スカウトは「ひと振りでとらえられるようになったし、勝負強い。打撃はよくなっています」と話し、最後の評価を行った。杉山選手は「プロに指名されたら行きたい。春は3冠を意識して最後は取られた。今回はずっと食らいついていく気持ちでいきます」と話し、3冠もプロ入りも手に入れたい気持ちを話した。

 

 

 東京六大学NO1スラッガーが、チャンスで燃えた。同点の7回1死満塁。杉山は外角のスライダーを中前にはじき返す決勝2点打。「反応で打ちました。甘いボールがくるとは思ってませんから」。初回無死満塁で、フォークを左翼線に運んだ2点二塁打に続く殊勲打に、分厚い胸を張った。

 

 最高のアピールだ。トヨタ自動車入りが内定しているが、9月7日に早々とプロ志望届を提出するなど、最高のステージへの思いは強い。負ければ優勝の可能性が消滅する一戦で、抜群の勝負強さを発揮。今季10試合目で13打点とし、視察した阪神・平塚スカウトも「バッティングは成長している。確実性が増して、一発で仕留められるようになった」とうなずいた。

 これぞ4番の働きだ。早大・杉山が春秋連覇の望みをつなぐ貴重な仕事をやってのけた。初回、無死満塁からフォークにバットを折りながらもしぶとく左翼線へ運ぶ先制の2点適時打。さらに3―3とされた7回1死満塁からも中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。いずれも価値のある適時打に「犠飛でもいいからとにかく1点という気持ちで入った」と納得の表情。阪神・平塚克洋スカウトも「打撃はやはりいいね」と絶賛した。27日からの早慶戦では3冠王の期待も高まるが「狙えれば狙いたい」と意欲的。通算安打も94本として史上30人目の100安打も残り6本と射程圏内に捉えたが、「やることは変わらない」と平常心を強調していた。

早大・杉山、絶好調!3安打4打点/東京六大学 - サンケイスポーツ:2012/10/16

 チームを救い、個人成績でも打率・400、打点13、2本塁打で打撃3部門のトップに立つ。1回戦を視察した阪神・中村ゼネラルマネジャーからドラフト指名候補として熱視線を浴びたが、この日の結果に阪神・平塚スカウトは「ひと振りでとらえられるようになったし、勝負強い。打撃はよくなっています」とプラスアルファを加えた。

早大Vへ望み!虎注目の杉山が大活躍 - デイリースポーツ:2012/10/16

 ネット裏では4球団のスカウトが視察。阪神・平塚スカウトは「無駄がなくなった。これまでファウルになっていた球を一発でとらえられている。勝負強くなった」と成長を評価した。13日には中村GMがチェックし、2年春まで務めていた捕手としての指名を検討していることを明かしたばかり。大爆発でますます株は上がりそうだ。

 

 これで打率・400、2本塁打、13打点と、リーグ3冠王に躍り出た。ドラフトに向け「アピールにつながっていると思うし、自信にもつながる」と手応え。捕手候補としての評価にも、自主練習程度は現在も続けており「指名していただければ、できることをやりたい」と意欲を見せた。

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