巨人、前中日の山本雅士投手、前ソフトバンクの山下亜文投手を入団テスト

巨人球団ニュース

巨人は、先日のトライアウトでも登板した前中日の山本雅士投手、前ソフトバンクの山下亜文投手の入団テストを実施した。

入団へ

前中日の山本雅士投手は四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスから2014年のドラフト8位で中日入りしたが、1軍では2015年に3試合に登板したのみに終わり、今年オフに戦力外通告を受けた。先日のトライアウトでは最速148キロを記録し、打者3人から三者三振を奪っていた。

前ソフトバンクの山下亜文投手は、小松大谷高校から2014年の育成ドラフト3位で福岡ソフトバンクに指名されていたが、1軍での登板はなくこのオフに戦力外となっていた。トライアウトでは最速147キロを記録し、打者3人から2奪三振、もう一人もレフトフライに打ち取り、結果を残していた。

二人は巨人から声がかかり、この日の入団テストを受けた。山本投手は打者12人に対して被安打2、3つの三振を奪うなど、142キロのストレートに鋭いカットボールを駆使した。山下投手は打者9人をノーヒットに抑え、力強いストレートを見せたという。

球団関係者は「トライアウトから3日後でいかにパフォーマンスを発揮できるかを見たかった。山下は左から力強いボールを投げていたし、山本は変化球の質もいい」と話し、「2人ともいい評価をしています」と獲得の前向きなコメントが出ていた。今後、メディカルチェックを受け、問題なければ最初は育成になるかもしれないが、現役を続けられる事になりそうだ。

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山本は、打者12人に対して被安打2、3奪三振。直球最速142キロで、カットボールには切れがあった。山下は打者9人を無安打に。制球面で課題を見せたが、直球は力強かった。バント処理など守備のテストも実施。山本は「今やれることはできたと思います。あとは合否を待つだけです」と振り返った。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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