その千葉ロッテは紅白戦でドラフト1位・松永昂大投手と、ドラフト4位・加藤翔平選手が活躍を見せた。
松永昂大投手は5回から3番手として登板すると、細谷、田中、荻野貴といった1軍メンバーを、得意のスライダーで三者連続三振に斬って取った。松永投手は「本当は直球で打ち取りたかったけど、捕手からサインが出たので仕方なく投げた。結果的に良かった」と話し、最早キャラクターとも言えるふてぶてしさを見せた。
昨年の都市対抗で補強選手として活躍したあと、大阪ガスの野球賭博が発覚し活動停止に追い込まれた。松永投手はキャンプで「フォームがしっくりきていなかったので自己採点は低い。原因はブランクしか考えられない」と話すなど、キャンプでは自分に反省ばかりしていたが、「ほんの少しだけ肘の位置を下げたら真っすぐのキレがよくなった」と復活の手ごたえも見せており、この日の投球に繋がった。
昨年の即戦力投手の中で、今年最も活躍をするのではないかと思っている。期待したい。
また、ドラフト4位・加藤翔平選手が先日の2安打に続き、この日は2安打に3盗塁を見せた。6回のヒットはセーフティーバントで「盗塁とセーフティーは自分の判断。足にスランプはないので」と話し、得意の俊足を見せ付けた。先日の紅白戦では外野からの強肩を見せており、角中、清田、岡田、荻野、伊志嶺、サブローといった千葉ロッテの厳しい外野手争いで一歩抜きん出た活躍を見せている。
昨年、ドラフト4位の益田直也投手が新人王を獲得した千葉ロッテ、今年もドラフト4位が熱い。
ロッテのドラフト1位・松永昂大投手(24)が17日、紅白戦に登板し、1回を無安打無失点、3奪三振で実戦デビューを飾った。5回から3番手で登板。細谷、田中、荻野貴を相手に、すべてスライダーを決め球に、3者連続空振り三振を奪った。「テンポ良く投げられた。勝っている試合での登板だったので、流れにのれた」
昨年8月に大阪ガス野球部員の集団賭博が発覚し、チームは活動自粛。自身も約3か月間は満足に練習をできず、今キャンプでも納得のいかない表情を浮かべていた。しかし、14日の投球練習中に復調へのきっかけをつかんだ。「ほんの少しだけ肘の位置を下げたら真っすぐのキレがよくなった」。手応えをつかみ臨んだマウンドで、しっかり結果を残した。
ロッテのドラフト1位左腕・松永(大阪ガス)が、実戦デビューで圧巻の投球を見せた。紅組3番手として5回に登板し、細谷、田中、荻野貴を3者連続空振り三振。最速143キロの直球で追い込み、決め球は全て宝刀スライダーだった。
「本当は直球で打ち取りたかったけど、捕手からサインが出たので仕方なく投げた。結果的に良かった」。昨年8月に大阪ガスの野球部員による集団賭博行為が発覚した。活動を自粛したため、試合で投げたのは昨年7月22日の都市対抗野球準々決勝以来210日ぶり。「フォームがしっくりきていなかったので自己採点は低い。原因はブランクしか考えられない」と辛口の自己評価だったが、伊東監督は「テンポがいいし、後ろで使うと面白い」と抑え候補に指名。本人も「タイプ的に後ろが向いている」と意気込んでいた。
ロッテのドラフト4位・加藤(上武大)が2日連続の大暴れだ。
白組の2番・中堅として2試合連続でスタメン出場し、2安打3盗塁。6回には意表を突くセーフティーバントも成功させ、「盗塁とセーフティーは自分の判断。足にスランプはないので」と自慢の俊足を猛アピールした。16日の紅白戦でも2安打を放ち、守備ではレーザービーム。「幕張の翔平」は実戦で自信を深めていた。
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