阪神・大山悠輔選手が国内FA権行使、巨人が獲得に乗り出す

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阪神の大山悠輔選手が国内FA権を行使し、他球団と交渉を行うことを決めた。巨人が獲得に乗り出す。

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4番

大山悠輔選手はCS敗退後の10月13日からFA権の行使について熟考をし続け、情報を外部に出すことなくに1ヶ月間悩み抜いた。そして今日のFA宣言期間最終日に、FA権を行使することを発表する。

大山選手は2016年のドラフト会議で金本監督が1位指名をすると、予想をしていなかった指名だったこともあり、会場から大きなリアクションがあった。しかし、その実力は確かであり、金本監督の指導もあって1年目の2017年に4番を打つと、2019年と2023年には全試合に出場をした。8年間で137本塁打を放ち、チームの4番として2023年には日本一にも貢献した。

愛着のある球団であることは間違いなく、FA権を行使せずに残留する事もギリギリまで考えていたというが、「他球団の評価を聞ける1つのチャンスだと思うので。もし話をいただければ、他球団の話も聞かせてもらった上でしっかり考えたいです」と話し、最終的にはプロスポーツの選手として、評価される所でプレーをしたいという思いにたどり着いた。

大山選手の推定年俸は2億8000万円でチームのAランクに該当し、獲得した球団は人的補償も必要となるが、巨人が獲得のための調査を進めており、14日にFA宣言者に大山選手の名前が載った時点で、15日に交渉に乗り出すものと見られる。

阪神も残留に向けて引き留め交渉を全力で行い、巨人と阪神の、ライバル球団の4番打者を巡っての争奪戦となりそうだ。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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