楽天ドラフト1位・宗山塁選手が大学最後の試合、「まだまだ力が足りなかった」

2024年ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 東北楽天ドラフトニュース

東京六大学は早稲田大vs明治大の優勝決定戦が行われ、早稲田大が4−0で勝利し優勝を決めた。明治大の宗山塁選手は3打数ノーヒットに抑えられ、大きく飛躍した大学野球を終えた。

スポンサーリンク

「すごく濃い1年間だった」

宗山塁選手はいつもの3番ショートで出場したものの、早稲田大で来年のドラフト候補・伊藤樹投手の伸びのあるストレートを前に3打数ノーヒットに終わった。チームも2回に先制点を許すと、5回に3失点し点差を広げられ、最後までペースを掴むことができず0−4で敗れた。

宗山選手は「終わってみれば、伊藤君にうまく抑えられたな、というようなゲーム。そんなに全部思い通りになるような簡単なスポーツではないですし、そこは自分たちの実力不足を認めるしかない。まだまだ力が足りなかったなというのは感じた」と話した。

宗山選手は1年の春からリーグ戦に出場すると、2年時には春に3本塁打、打率.429、秋は4本塁打で打率.354を記録する。3年時はホームランは無く、4年春は故障のためにリーグ戦出場が5試合にとどまったが、今季は2本塁打に打率.400と打撃でも復調を見せていた。

また、宗山選手の代名詞と言われるショートの守備でも、広陵高校時からその守備は注目されていたが、大学に入り1年毎に大きく成長を見せていった。3年時には大学生NO.1遊撃手と評価され、今年はプロを含めても3本の指に入るくらいの評価を受けている。

特に4年生となった今年は故障などもあったが、主将としてチームを率いた。「1年生の頃からたくさん試合に出させてもらいすごく成長できた。伝統のあるチームで経験を積むことができました」と大学4年間を振り返り、「監督にキャプテンを任せてもらい、すごく濃い1年間だった。いろいろ考えながら過ごした、濃い1年間。自分のことだけではなく、さらにチームのことを考えながらやったこの日々は、これからにつながってくるかなと思います」と今年1年間も振り返った。

いよいよ宗山選手がプロでプレーする。日本屈指のショートの守備と、広角にヒットをうちながら、ライトスタンドにも放り込む打撃をプロの世界で見せ続けたい。

2024年ドラフト会議指名選手一覧
2024年のドラフト会議は10月24日に行われ、支配下ドラフトが69人、育成ドラフト54人の合計123人が指名されました。
2024年度-大学生内野手のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【東京六大学】楽天ドラ1の明大・宗山塁「すごく成長できた。経験を積めた」 V逸の悔しさはプロの世界で - スポニチ Sponichi Annex 野球
 東京六大学野球秋季リーグの優勝決定戦が行われ、明大は早大に0―4で敗れた。早大は2季連続48度目の優勝を果たし、大学日本一を決める明治神宮大会の出場も決まった。
【大学野球】楽天ドラフト1位の明大・宗山塁、「Meiji」のユニホームに別れ 主将として「すごく濃い1年間」 - スポーツ報知
 大学野球最後の瞬間は、ネクストバッターズボックスで迎えた。楽天にドラフト1位指名された主将の明大・宗山塁遊撃手(4年=広陵)は早大のエース・伊藤樹(3年=仙台育英)の前に3打数無安打に終わり、チーム
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント