来年ドラフトの超目玉、済美・安楽智大投手がセンバツへ向けて調整、25日センバツ出場校発表

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 来年2014年のドラフト、超目玉は済美・安楽智大投手だろう。1年生で152km/hを記録した186cmの大型右腕は昨秋の四国大会で好投、準決勝でサヨナラ負けを喫したが、センバツ出場が有力視されている。2012年のドラフトの目玉だった藤浪晋太郎投手、大谷翔平投手に肩を並べる存在といえる。

 入学時に144km/hだった球速は1年で152km/hまで伸ばしたが、安楽投手は「高校生の間に160キロを超えたい。あと8キロ。まだ遠いですけど、実現できると信じています」と話し、大谷越えを目指す。

 安楽投手はゴルフ場での徹底的な走り込みなどを続けて、また、肩の可動域を広くするためのトレーニングや股関節の強化など、上甲監督と二人三脚で取り組む。

 センバツ出場校発表は25日、四国は3校の出場枠がある。昨秋の四国大会では準決勝で準優勝校の鳴門高校に4-5でサヨナラ負け、接戦となったことからこれが評価されそうだが、同じくベスト4の徳島商は優勝を果たした高知高校に7-11で敗れている。

 四国大会決勝は高知高校が鳴門高校に8-6で勝利したことで、差は小さいと見られる事から、準決勝で接戦を演じた済美が有力視されるが、発表になってみないと分からない。

 安楽伝説は既にスタートしている。その伝説を全国に広めることができるか、センバツが楽しみだ。

 

済美・安楽、全国デビューへ調整順調 - デイリースポーツ:2013/1/17

 “四国の怪物”が描く青写真は果てしなく大きい。「高校生の間に160キロを超えたい。あと8キロ。まだ遠いですけど、実現できると信じています」。あどけない笑顔で安楽は夢を語った。186センチ、84キロの分厚い体。頑強な下半身を持ちながら、上甲正典監督が「びっくりするほど筋肉がないが、びっくりするほど柔らかい」と表現するしなやかな肩、ひじ関節を生かして剛速球を投げ込む。

 

 多種多様なトレーニングを積み重ね、昨秋の四国大会準決勝・鳴門戦で152キロをたたき出した。プロのスカウトから熱視線を浴びる右腕は「やってきたことの成果が出ている」と手応え十分だ。

 中略 

 昨年7月に花巻東・大谷翔平(日本ハム・ドラフト1位)が、岩手県大会で160キロの高校生最速を記録した。「自分が目指している数字を出したと聞いて鳥肌が立った。卒業するまでに1キロでも超えたい」。燃える思いに拍車がかかった。

 

 152キロをマークした四国大会準決勝はサヨナラ負け。センバツ出場を確実にはできなかった。25日の代表校発表へ「不安とワクワクする気持ちの両方」と落ち着かない心情を吐露するが、「甲子園に出られたら、観客がどよめくようなストレートを投げたい」と続けた16歳。聖地の大歓声をイメージしながら、剛速球に磨きをかける。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント