済美・安楽智大投手、腰痛から5回8安打4失点、仙台育英は12得点大勝

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 済美高校は智弁和歌山と練習試合を行ったが、注目の2年生・安楽智大投手は5回8安打4失点と不調だった。

 安楽投手は19日の試合で腰に死球を受けていた。「痛みがあってなかなか腕が振れなかった」と、この日のストレートは135km/h止まりだった。

 甲子園に向けてこれが最後の登板だった。安楽投手は「打撲なので1日か2日で治る。問題ない」と話すが、ここ数試合の練習試合で球速は140km/h台前半と調子が上がっていない。

 最速152km/h右腕は日に日に名前が聞かれるようになってきた。大会でも屈指の投手として注目されるだろう。しかし、それで焦って欲しくはない。球速で周囲の期待に応える必要は無い。まだ新2年生、周囲は気にせず今の自分を出しきって欲しい。

 同じくセンバツ大会に出場する仙台育英は、関大一と練習試合を行い、12-0で大勝した。ドラフト注目の上林誠知選手は5打数1安打2三振と振るわなかったが、上林選手をカバーするように周りの選手が打った。東北初の悲願の優勝に向けて、仙台育英が躍進しそうだ。

済美・安楽、死球の影響で5回4失点  - デイリースポーツ:2013/3/21

 MAX152キロの“四国の怪物”済美・安楽が、智弁和歌山との練習試合で5回8安打4失点と乱れた。19日の練習試合で右腰に死球を受け、「痛みがあって腕を振れなかった」と連打を許した。自慢の剛速球が影を潜め、この日の最速は135キロ。試合も0‐8の完敗だった。広陵との初戦(26日)に向けた最後の実戦で不安を残す内容となったが、「打撲なので1日か2日で治る。問題ない」と前向きに話した。

  日本一へ向け、最高の形で締めくくった。打線は11安打で12得点、投手陣も3人でわずか1安打。昨秋大阪府大会4回戦進出の関大一に完勝し、投打とも納得の仕上がりだ。

   「去年よりチーム全体でたくましくなっている」佐々木順一朗監督(53)も手応えを感じていた。4回無死一、三塁から6番・小林遼捕手(3年)の適時二塁打で先制。この回3点を奪うと7回に4点、9回に5点と集中打で得点を重ねた。これで13日の浦添商(〇13―6)、19日の智弁学園(〇12―2)に続いて3試合連続2けた得点と、昨秋明治神宮大会を制した強打は健在だ。

   打線の層も厚くなった。この試合は3、4番が計9打数1安打と不振も、他の選手がそれを補って大勝した。1安打に終わった4番の上林誠知主将(3年)は「誰かの調子が悪くても(みんなで)カバーできる打線になった」と力強く言い切った。

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