高校野球センバツ大会1日目の注目選手の評価、遊撃手が活躍

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 高校野球センバツ大会、1日目は、敦賀気比11-2沖縄尚学、岩国商1-0履正社、常葉菊川9-5春江工、という結果だった。沖縄尚学は昨年秋に九州大会を制した勢いはなく、初回に守備のミスで大きく崩れた。

敦賀気比11-2沖縄尚学

 神宮球場で145km/hを記録した先発の比嘉健一朗投手だが、130km/h前半のストレートを狙い打たれて1回1/3で降板、6失点を喫した。2回から登板した2枚看板の宇良淳投手は130km/h後半のストレートで6回までを投げ、4回2/3を5安打1失点とまずまずの投球を見せた。打撃では4番遊撃手の諸見里匠選手が4打数3安打と気を吐いた。遊撃手という事もありドラフト候補として十分評価される。

 対する敦賀気比は145km/h右腕・岸本淳希投手が先発すると、130km/h後半のストレートをインコースに投げ、スライダーで空振りを奪う投球、8回1/3で10安打を許すも6奪三振2失点と好投し勝利を収めた。また5番遊撃手の浅井洸耶選手が5打数5安打を記録、まだ2年生だが遠投100mの強肩と50m6.2秒の足があり、来年の注目遊撃手となりそうだ。

岩国商1-0履正社

 第2試合は中国大会で2完封していた岩国商の高橋由弥投手が130km/h前半のストレートで履正社打線をかわして甲子園でも完封勝利、9回5安打2奪三振3四死球という内容だった。

常葉菊川9-5春江工

 第3試合では常葉菊川の遊撃手・遠藤康平選手が、高めのボール球を引っ張りレフトスタンドにホームランを記録した。金属バットを使ったホームランっぽいがリストの強さを見せた。また守備でも2回に三遊間の当たりを広い守備範囲で内野安打にして得点を防ぐなど、守備でも高いセンスが光った。注目するに値する遊撃手だろう。

感想

  遊撃手の候補の活躍が目立った。沖縄尚学・諸見里匠選手、常葉菊川・遠藤康平選手はドラフト候補として十分の活躍を見せた。また2年生は春江工・栗原陵矢選手にも注目だが、敦賀気比の遊撃手・浅井洸耶選手にも注目が集まるかもしれない。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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