済美・安楽智大投手にアメリカも注目

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 済美高校の安楽智大投手にアメリカも注目している。

 ベースボール・アメリカに「実力とスタミナを兼ね備えた日本の新しい大物」とし、「海外スカウトのレーダーに捉えられた」としている。

 またCBSスポーツでも「今年のセンセーションは安楽智大だ」としているが、2試合で391球を投げていることに「危険でばかげている」としている。

 昨年は花巻東の大谷翔平選手がメジャー志望を口にし、ドラフト会議前にメジャー希望を表明した。メジャー球団も幹部クラスが大谷選手と面接し、入団を要請していた。

 その大谷選手を北海道日本ハムが指名して説得の末、プロ野球に入団すると、早速結果を出している。メジャー球団も悔しい思いをしているだろう。藤浪晋太郎投手や則本昂大投手などルーキーがいきなり活躍しており、日本のアマチュア選手も即戦力として、今後メジャー球団から益々注目されることになりそうだ。

 そんな中、今年は桐光学園・松井裕樹投手が、そして来年は済美・安楽投手がターゲットとなっているのは確実だ。特に安楽投手は体も187cmと大きく、152km/hという球速もメジャーが好みそうだ。

 日本球界も昨年北海道日本ハムが大谷翔平選手を単独指名し獲得したことについて、悔しがっている球団関係者もスカウトも多いだろう。今年のドラフトも含めて、メジャー希望をした選手がいても説得の可能性を信じてドラフトで指名するようになって来るのではないかと思う。

391球の済美・安楽に米「日本の新しい大物」  - サンケイスポーツ:2013/3/31

 30日付の野球専門誌ベースボール・アメリカ(電子版)は安楽の活躍を、「実力とスタミナを兼ね備えた日本の新しい大物」と報道。26日の広陵戦で延長十三回、232球を1人で投げ切ったわずか4日後の済々黌戦で9回完投したことを伝え、最後の1球となった159球目で92マイル(約148キロ)を計測したと紹介。メジャーで過去20年の間に、1試合で159球以上投げたのはティム・ウェークフィールド、ロジャー・クレメンス、ランディ・ジョンソンの3投手しかいないという。

 

 同サイトは安楽のスタミナに驚くとともに、普段は力を抜き、ピンチの場面でより力を込める投球術なども高く評価。「海外スカウトのレーダーに捉えられた」としている。

 

 米CBSスポーツ電子版も30日付で「日本の高校球児が391球」と伝えた。これまでの選抜大会で松坂大輔、ダルビッシュ有、大谷翔平らが高校野球ファンを賑わせてきたと報じ、「今年のセンセーションは安楽智大だ」と断言。こちらも安楽の熱投ぶりを米国の読者に紹介している。

 

 成長途中にある16歳の高校2年生に391球を投げさせる行為に「危険でばかげている」と“忠告”しつつ、横浜高時代の松坂が1998年の夏の大会で、3回戦からの3日間でPL学園との延長十七回を含む合計413球を投げた鉄腕エピソードも伝えている。

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