阪神ドラフト1位・藤浪晋太郎投手、黒星も6回3安打7奪三振2失点の好投

阪神球団ニュース 2012年ドラフトニュース

 阪神のドラフト1位・藤浪晋太郎投手が開幕3戦目でプロ野球初先発、東京ヤクルト打線と対戦した。

 初球はいきなり真ん中に150km/hのストレートを投げ込んでストライクを奪う。その後、ファーストゴロを打たせるが一塁手がボールを掴み損ねてエラー、いきなりピンチを背負う。続く打者に四球を与えると4番・畠山選手は詰まらせたがセンター前にポテンヒットで1点を失った。しかし、5番・岩村選手をスライダーで見逃し三振にとるなどピンチを脱した。

 続く2回もいきなり2つの四球を出すなど制球を乱したが、八木投手がストレートをバントで空振りして三振すると、3者連続三振で自ら招いたピンチを自ら断ち切った。3回も先頭打者をヒットで許したが2つの三振で無失点に抑える。

 3回まで7三振を奪ったが四球も4つ与え球数も増えた。これは決して藤浪投手が望んでいるスタイルではない。4回に落ち着くと4回5回の2イニングは三者凡退に抑える。6回、疲れが来たのか甘い真ん中のスライダーをスタンドに放り込まれて2失点目、結局6回を投げて3安打7奪三振も2失点というピッチングだった。

 最速151km/hを計測しこれだけのピッチングに上々のスタートという所だろう。しかしさすがに序盤は力んで制球を乱していた。次は初回から落ち着いて入れるようになるだろう。力を入れなくても常時140km/h後半を記録しそれをコントロールできるのが藤浪投手の投球スタイル。次が楽しみになった。

 藤浪は、右翼スタンドに飛び込む打球をぼう然と見つめた。6回2死、7番・雄平に抜けたフォークを完璧に捉えられた。「プロは失投を見逃してくれない」。練習試合、オープン戦を含め、プロの実戦では5試合目で初アーチを浴び、大きな2点目を失った。

 

 デビュー戦は黒星が付いたが、粘りが光った。3回までは4四球を与えるなど毎回、得点圏に走者を背負ったが、初回の1点以降は追加点を許さない。テンポ、制球を修正した4、5回は3者凡退。最速151キロの直球と、鋭く曲がりながら落ちるカットボールでアウトカウントを重ねた。

 

 オープン戦最終登板となった3月24日のオリックス戦は5回0/36失点でKOされた。試合後、普段は技術的なことを助言しない父・晋さん(49)から「(大阪桐蔭高の)西谷監督に体に巻き付けるようにして強い球を放れと指導されたけど、(ボールが)体から遠い」とメールが送信されてきた。試合前の調整法を含めて、見事に立て直した右腕は「技術がない中でどう抑えるかが前回よりできた」と振り返った。

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