春季高校野球東海大会、静岡高・水野匡貴投手が8回無失点

高校野球ドラフトニュース2013年ドラフトニュース

 春季高校野球の東海大会は、静岡vs津商、常葉菊川vsいなべ総合の試合が行われ、静岡勢の2校が勝利した。

 静岡高校はエースの水野匡貴投手が先発すると、8回を無失点に抑えてコールドで完封勝利を飾った。プロ10球団が注目する182cmの大型右腕がケガの復活から順調に調整を進めており、夏の大会が、そしてドラフト会議が楽しみになってきた。

 常葉菊川はこの日はホームランが無かったものの11点を奪った。いなべ総合は2年生の石垣幸大投手が先発、6回まで9安打を浴びて5失点も10三振を奪った。敗れはしたものの140km/h台のストレートを見せ、昨日2本塁打の遠藤康平選手から3三振を奪い、将来を期待させる投球を見せた。

 決勝は静岡県のチーム同士の対戦となった。聖隷クリストファーの鈴木翔太投手、2年生の静岡商・国松歩投手などレベルの高い投手が集まり、夏の大会は激戦が予想される。多くのスカウトが押し寄せることになるだろう。

 石垣幸大投手(2年)が公式戦で初先発した。速球が持ち味の本格右腕が、初戦で3本塁打を放った強打の常葉菊川(静岡1位)に挑んだ。先発を告げられたのは試合当日の朝。「びっくりしたけど、絶対抑えてやると思った」

 だが、試合では気合が入りすぎてショートバウンドのボールが目立つ。盗塁も許してしまった。6回を投げて9被安打、5失点。決して満足な結果ではないが、140キロ台の直球を武器に、10三振を奪った。初戦で2本塁打だった3番、遠藤康平選手(3年)を3打席すべて三振に抑えた。「最も打たれたくないバッターだった」と、2種類のスライダーと決め球の直球で押した。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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