2013年夏の高校野球、甲子園大会の見どころ(その4)、常葉菊川・遠藤康平選手、花巻東・岸里亮佑選手

花巻東, 常葉菊川, 遠藤康平, 岸里亮佑

 夏の高校野球、注目選手達を中心に甲子園大会の見どころをまとめてみます。その4は実力派の選手を紹介します。

 静岡大会では聖隷クリストファー・鈴木翔太投手や静岡高の水野匡貴投手など、プロが注目する投手が揃っていた。それらの投手と直接対決をする事はなかったが、激戦の静岡を勝ち上がったのは常葉菊川だったが序盤から1点差ゲームを制して接戦を勝ちあがってきた。

 その原因は3番を打ちプロ数球団が注目する遊撃手、遠藤康平選手の不調に寄るものだった。6試合で19打数3安打2打点、センバツ大会でホームランを放つなど7打点を挙げた選手がスランプを味わった。

 この日、遠藤選手は甲子園練習で、ファールとなるも鋭い当たりを見せ「気持ちよかった。打球がいい角度で上がってくれました。今までになかった、いいスイングができた」と復活の手ごたえを見せた。大型遊撃手の真の実力を甲子園の舞台で見せられるかに注目だ。

 花巻東は昨年、160km/hを記録した大谷翔平選手がつかめなかった夏の甲子園出場を掴んだ。その中でベールに包まれている選手がいる。岩手大会で3番レフトで出場した岸里亮佑選手は、高校通算30本塁打に50m5.9秒の俊足を持つ選手で、岩手大会では22打数8安打4打点に4盗塁を記録している。

 また最速145km/hを持つ速球派のリリーフ投手としても注目されているが、岩手大会では一度も投げる事は無かった。岸里選手は「投げたい気持ちは強い。投げない時は打撃で貢献したい」と話し、甲子園での登板を熱望している。どんな選手なのだろう、二刀流を見てみたい。

  甲子園練習のシート打撃で好調だったのが遠藤康平(3年)だ。左翼に放った大飛球はギリギリでポール左にそれるファウルとなったが、「気持ちよかった。打球がいい角度で上がってくれました」と笑顔で話した。

 センバツでは本塁打を放つなど、3試合で計7打点と大暴れした。甲子園には、いいイメージしか持っていない。今夏の県大会では19打数3安打と活躍できず、4日の練習でも快音は響かなかったが、相性のいい球場に戻ってきたことで、「今までになかった、いいスイングができた」と手応えをつかんだ。

 大谷(日本ハム)からエースナンバーを受け継いだ右腕・岸里は岩手大会では登板予定だった盛岡大付との決勝戦でも点差がついたため、同大会で登板機会なし。それだけに「投げたい気持ちは強い。投げない時は打撃で貢献したい」と意欲を見せた。彦根東の左腕・平尾対策について、佐々木洋監督は「うちは左打者が多い。左が左をどう打つかがポイント」と話した。


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